10月15日 (金)  「たかやん議員日記」2004.第212弾! 

「たかやん議員日記」2004.第212弾!  10月15日(金)

日本語特区
隣りの東京世田谷では「日本語特区」を国に申請するらしい。「英会話」よりも「英語」よりも「日本語」ということらしい。僕はどちらでもいいと思う。基本さえできていれば、英会話をやっている子どもが「日本語」に燃えていくこともあるだろうし、日本語特区で勉強している子達が言葉の奥の深さに触れて、英語などの外国語に目覚めていくこともあるだろう。
だけれども、どっちが先かと聞かれたら、間違いなく日本語つまり母国語が先と答えると思う。それほど今の子ども達の「日本語力」は低くなってきている。小学校で習う漢字が読めない。勿論書けない。そういう中学生がたくさんいるのだ。昔から「読み書き算盤」というが、脳みその基礎は確かにそれだと思う。
テレビの影響も大きいだろう。年間の総授業時間よりもテレビを見る時間の方が長いといわれているほど、学校で勉強する時間は短くなってしまったからだ。「テレビのチャンネル権を子どもに与えるということは、こどもに自動車を運転させるのと同じだ。」という人がいるが、同感である。新座市だけでも週休二日をやめて、私立と同じように土曜日は授業にするくらいの覚悟がないと特区の成果などは出てこないと思う。