10月22日 (金)  「たかやん議員日記」2004.第219弾! 

「たかやん議員日記」2004.第219弾!  10月22日(金)

議会便り
議会だよりの原稿はまず「議会事務局」で作成される。その原稿を議員が手直しするのである。議会便りには一つの質問、しかもその一部分しか掲載されないが、実際の質問はいくつもあるわけで、一般質問の様子は傍聴してみないと分からないということになる。

9月議会の「議会だより」も陵平の質問を選んだ。今の新座の教育委員会や学校、先生が子ども達一人一人をどう育てようとしているかが見えてくるからである。同じことを何度もしつこいという声も聞こえてこないわけではない。だけど僕がしつこく質問しなくて誰がしてくれるというのだ。誰が子ども達の命を本気で守ってくれるというのだ。

9月の議会で教育長はこう発言している。
「学校としての指導はこれまでずっとやってきたことと同じことでありまして、一つの学校の指導のあり方を踏襲しただけであります。特にこのときだけ新しいことをやったわけではありませんし、またこういう指導を何か守らなかったり、あるいは問題行動を起こしたりした場合にはこういう指導を受けるというといことを生徒はもう承知をしている、みんな学校では承知をしている、そういう指導方法をとっております。したがいまして、普段のそのままの指導方法をとったので、後は原因が考えられない。したがって学校は特に関係ない、こういう風に判断したところであります。」

ようするにあの指導は間違っていなかった。と本気でいっているわけだ。これからも堂々と同じことを続けると議会で宣言した訳だ。要するに僕に対する宣戦布告である。僕はここでああそうですか、と引き下がるわけにはいかない。新座市の全小中学生の命がかかっているのだから・・・・。

プロの目からみたら、本当にどうしようもない「素人」のような生徒指導が間違っていなかったというのだからひっくり返りそうになってしまう。いくら中学校の経験が半年しかなくてもあまりにも無神経だと思うのは僕だけではないだろう。カウンセリングマインドはいったいどこへいったのだ。

今、中学生達は「内申」にビクビクしている。内申をたてにとって生徒を脅す教師は昔からいたけれど、子ども達にとって恐いのは教師ではなくて「内申」なのである。親だってそうだ。人質を取られた気持ちになって学校に接しているのだ。子どもの内申のためにと役員をやる親だってたくさんいる。決して心から学校が好きなわけではないのである。本当に新座の学校をよくしようと思ったら、ダメなところはダメと認めることからはじめなくてはいけない。新座にはプロフェッショナルがたくさんいるのだ。そういう先生を大事にして欲しい。

議事録を読んでいたらまたエネルギーがわいてきた。子ども達の為に頑張ろう!