10月24日 (日)  「たかやん議員日記」2004.第221弾! 

「たかやん議員日記」2004.第221弾!  10月24日(日)

OB会
すっかり忘れていたのだが、今日は高校のOB会だった。僕は石神井高校の24期生だ。毎年この時期にテニス部のOB会があり、僕らは懐かしいコートに集合する。しかし今年は忙しすぎた。すっかり忘れていたのだ。それでも何とか時間を作り、午後になって石神井にでかけた。ところが先生の姿が見えない。『先生はどうされたんですか?』と先輩に聞くと「腰痛がひどくて来られないのよ。」という返事。昔から腰を何度も痛めていた先生だったが・・・毎年一番楽しみにしていた一日だっただろうに・・・・。

僕は女の先輩達とダブルスをやった。50になった僕の先輩で、しかも女性な訳だから楽勝かと思ったら大違い。強いのである。パートナーになった先輩に『彼女は高校時代どんな選手でした?』と聞くと「2年連続でインターハイに行ったわよ。」という返事。『旧姓は?』
「中川よ。」『ああ、そうかあ・・・』彼女の名前は先生からよく聞いていた。「昔、強い女の子がいたんだ。邑。」と。中川さんは結婚してからは秋田県の代表でもあったらしい。要するに百戦錬磨という奴だ。何とか6−4で勝ったけど、先輩の実力を肌で感じられて嬉しかった。

その後はボールボーイをしてくれた一年生の女の子達の練習を見た。久しぶりにボールをだして、大きな声をだした。彼女達は練習に飢えていた。フォアアンドとフットワークとオーバーヘッドの練習をしてあげると目を輝かせてついてきた。「また練習にきてください!」「お願いします!」と何度も言われた。「私達も強くなれますか?」みんなまるで中学生のような目だった。思い出のコートで伝説の先輩とテニスができて、キラキラした後輩たちの瞳に出会えてよかった。強い弱いは関係ない。僕は下手糞でもテニスが好きで「本気」な子ども達が好きなのだ。また石神井に行こうと思った。少しでも後輩たちの役に立てたらいいなと思った。

来年は先輩にも後輩にも声をかけて高校へ行こう。先生に腰を治してもらって、久しぶりにテニスをしてもらおう。先生は教育大学のテニス部。なかなか優雅なテニスをされる。この3月に僕が大好きだった一つ上の高野さんが亡くなった。『テニスで勝負しましょうね!』と約束していたのに・・・・。みんながそういう年齢になってきた。だからみんなが元気なうちにまた集まって、先生に喜んでいただけたらと思っている。高校時代は先生に迷惑ばかりかけてしまったから・・・・。