11月10日 (水)  「たかやん議員日記」2004.第238弾! 

「たかやん議員日記」2004.第238弾!   11月10日(水)

教え子
最近、ちょっとした隙をみてテニスをするようにしている。そうスポーツジムに通う感覚かも知れない。お昼休みの空いた時間に行きパコンパコンと打ってさっと帰るのである。これが実に面白い。昨日はコーチになった23歳の教え子の悠を呼び出し試合をした。(中学時代は14勝1敗だったそうだ。)彼は今ジュニアを教えている。僕が桜田クラブという有名なテニスクラブに通って勉強したのと同じように、彼も田中さんという有名なトレーナーについて勉強している。試合の結果は0−6。手も足もでなかった。ジュースが6度くらいはあったが、アドバンテージは2度。先生と生徒が逆になった。嬉しかったのは悠が手を抜かなかったこと。「どんなに相手が強くても、どんなに相手が弱くても全力で戦え!それがスポーツマンシップだ!」そう毎日のように彼らに言い続けてきた僕にとって、彼の試合態度は嬉しいものだった。勝負にこだわりすぎるのはよくないという人もいるが、全力で勝とうとすることこそが大事なのだと僕は思う。

昔、本当に世界チャンピョンを育てたい。そう思ったことがあった。毎週桜田に通い、練習を盗ませてもらった。1年生の時から試合をして3年間で合計165試合をした子がいた。彼は高校2年で県のチャンピョンになり今の全日本チャンピョンの本村剛一選手を6−0.6−1で倒すような選手になった。あのサンプラスと国際大会で戦うまでに成長した。だけど大学で彼はそこの古い体質に合わず、やめてしまった。そこで僕の夢の一つが終わった。だけど僕の夢は僕の教え子達が受け継いでくれているのかも知れない。「世界チャンピョン」を育てるのが僕の夢です!という一久という子がいるのだ。彼とも僕は3年間で150試合をした。五中や六中のテニスコートで流した汗は今も教え子達に受け継がれているのだ。昔はそういう優秀な卒業生が毎週コートに戻ってきてくれていたから中学生が強くなったのである。

いい汗をかいた。心も体も少し健康になったような気がした一日であった。