11月14日 (日)  「たかやん議員日記」2004.第242弾! 

「たかやん議員日記」2004.第242弾!  11月14日(日)

あの頃の五中
昨日、今日と五中時代の教え子と会った。もう三十代も半ばの子達で話は専ら「学校」の話だった。彼らは自分の子ども達が通う新座の小中学校の話をするのだ。

「たかやん、中学校2年生の男の子なんだけどさ。教頭に学校転校しろ!って言われてさ・・・・どう思う?」「喧嘩ばかりする奴なんだけどさ。そりゃないよね?おかしいよね?」
「それって逃げだよね。」「今の親はさ、子どもを甘やかしてばかりだけどさ。それも悪いけどさ。転校しろはないよね?」

そう言えば彼らも色々やった学年だった。家出をしてみんなを心配させたのも彼らだった。中二の時に何週間も逃げて、逃げて・・・捕まえたときは臭くて、我が家の風呂に入ったのも彼らだった。市内の中学校と喧嘩をして心配させたのも彼らだった。顧問の車にいたずらしたのも彼らだった。

だけど体育祭で僕らは一緒に燃えた。卒業式の練習では神さんと一緒に泣いた。成人式の時はみんなで体育館に集合して、再会を喜んだ。そして今でもいい関係は続いている。いくら悪がきでも学校には必要な子ども達だったのだ。彼らがいて始めて五中だったのだ。勉強ができて真面目な子達だけではあの五中はできなかっただろう。僕ら教師達はみんな彼らを必要としていた。少なくても僕らの学年はそうだった。そういう学年のメンバーだったのだ。全員の教師で全員の生徒を巣立たせる。それが僕らの理念だった。