11月26日 (金)  「たかやん議員日記」2004.第254弾! 

「たかやん議員日記」2004.第254弾!   11月26日(金)

おやつえらびの達人になろう
今日は二中と東野小の研究授業にお邪魔した。テーマは「豊な心と健康な体をもち、自ら進んで活動する子どもをめざして」。昔から思っていたのだが、どうして研究テーマという奴はこう長ったらしくて硬いいのだろう。テーマは「食」それでいいのに・・・・

東野小4年生の「おやつえらびの達人になろう」は本当に面白かった。子ども達が自由に発言していたし、「砂糖」に注目した分かりやすい授業だった。何よりも先生達の目が生き生きしていたし、子ども達の目も輝いていた。多分あの授業を受けた子ども達は一生「砂糖」には注意をしていくだろう。

実は二中の二年生と一年生の授業を最初に見たのだが・・・・シナリオ通りの授業という感じで、つまらなくて東野小へ移動してしまった。内容はともかくとして、原稿を読み上げて発表しているだけだったのだ。声も小さいし授業が「生きて」いなかった。いわゆる「授業態度」はよかったのかも知れないが、授業が生きているようには感じなかった。それは東野小の6年生も同じだった。同じ発表でも低学年の子の方が一生懸命自分の発表を暗誦し、大きな声で発言しているのに、6年生は小さな声で紙に書いてあることを読み上げているだけという感じだったから・・・。

今学校で大問題になっている「総合」の時間だということを考えると、よくまとまっているのかも知れない。だけど中学生にはもっともっと力があると僕は思っている。大人が考える以上に彼らには潜在的な力がある。そういう意味で残念だったと思うのだ。立派な冊子が出来上がり大変な苦労があったに違いない。「研究発表」という奴は昔からそういうものなのだ。何ヶ月も時には何年も、時間をかけて苦労をして作り上げていくのだから・・・・。心からご苦労様でしたと言いたい。だけど「研究発表」にかける熱を、その熱を子ども達そのものにぶつけていけば、学校はもっともっと良くなっていくと僕は信じている。