11月27日 (土)  「たかやん議員日記」2004.第255弾! 

「たかやん議員日記」2004.第255弾!  11月27日(土)

挨拶
昔六中に赴任したての頃、2,3年生の子達は僕を見ると(フン)と顔を背ける子達が多かった。僕は1年2組の担任で自由に子ども達を育てていたから・・・・。例えば学校指定の靴を「足が痛くならない靴をはいておいで!」と言ったり、暑い日には「暑いならベストなんて脱いでもいいんだよ。」と言ったり・・・1年生はポニーテールはいけないという暗黙のルールがあったらしいのだが、「僕は好きだなあ・・・」と言ってみたり・・・。上級生達からみると、納得できないことが多かったのだろう。何よりも僕はテニス部でいわゆる上下の関係を認めていなかった。上級生は一番早く来てコート整備。そして一番遅くまで練習する。という方針だったのだ。上級生になると偉くなって、下級生を顎で使い、挨拶を強要するという「伝統」に喧嘩を売ったわけだ。
上級生が僕に反発するのは当たり前だった。だから朝僕に挨拶してくれる上級生はほとんどいなかったのだ。だけれども僕は「笑顔付きで」挨拶し続けた。『おっはよー!』と子ども達にいい続けたのだ。子ども達はそれに負けた。遅い子でも3週間いい続けると「おはよう。」「おはようございます。」と向こうから言ってくるようになった。子どもは大人には勝てないのだ。だから今子ども達の挨拶がよくないのは大人の責任なのである。大人がいい見本を見せれば子ども達はそれに逆らうことができない。大人が笑顔で「おはよう!」と繰り返しているうちに、子ども達は挨拶の魅力に負けてしまうのだ。

朝の公園でのサッカーは楽しい。それを見ている近所の人たちも「笑顔」で僕達を見つめてくれている。もっともっと子ども達に「元気のいい、笑顔つきの挨拶」をして欲しい。それには僕自身がもっともっと「元気のいい、笑顔つきの挨拶」を子ども達にすることが大事なのだ。子ども達の情けない挨拶をみていて、ふと昔のことを思い出したたかやんであった。