11月5日 (金)  「たかやん議員日記」2004.第233弾! 

「たかやん議員日記」2004.第233弾!  11月5日(金)

新座の英語教育
今の「英会話教育特区」が始まる何年も前から、新座の「英会話」教育のレベルは埼玉県内外で有名だった。何故なら新座にはそれだけ能力の高い教員達がいたからだ。スピーチコンテストでも班大会は勿論、県大会でも活躍していた。優秀な英語教員は生徒達のやる気を引き出し、能力を引き出す。

僕の好きな言葉に
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires.
というWilliam A. wardの言葉がある。

「良い教師は生徒に説明し、優れた教師はやってみせるが、偉大な教師は生徒のやる気を引き出す。」と訳せばいいのか・・・。そういう英語教員の影響を受けて、どれだけの子ども達が「英語」と関わっていこうと決心したことか・・・・

新座にはThe great teacherがたくさんいたし、いまでもいるのだ。ところが今、その偉大な先生たちはAETと授業ができないという目に合っている。AETとのティームティーチングを10年以上も研究してきた、わが新座が誇る英語教員達が子ども達の前でAETと英語を話すことができないでいる。これもまた「英会話教育特区」を全面委託したことによる弊害である。新座には独自でプログラムを組めるだけの能力の高い教員がいるのだ。そしてAETの中にも能力の高い人たちがいる。教育委員会はそういう事実を見ていない。宝物が眠っているのである。

子ども達の英会話能力を高める方法は意外と簡単である。そう「全英語教員」の英会話能力を高めればいいのだ。
ところが今のシステムではそれができない。だから子ども達は話せるようにはならない。現場の教師達は誰もがそう思っているはずだ。明日も「英会話」の授業を見学に行く。英語をちゃんと勉強した人であれば、そのレベルに驚くはずだ。今のシステムは税金の無駄遣いである。市民の暮らしは決して楽ではない。せめて効果があることをやってもらわないと・・・・このままでは踏んだり蹴ったりである。