12月14日 (火)  「たかやん議員日記」2004.第272弾! 

「たかやん議員日記」2004.第272弾!  12月14日(火)

新座中3年2組の子ども達へ
僕のホームページを読んでいる方から「こういうことを書かれると子ども達のやる気がなくなる。」という注意を受けました。その文章は多分この文章です。

「新座中、3年2組の「英会話」の授業を見た。子ども達の寸劇の発表だった。・・・・・。ガラス事件があったので少し心配していたのだが、子ども達は落ち着いて勉強していた。そう言えば前に来た時もこのクラスは落ち着いていたっけ・・。さて肝心の英会話の授業の方はというと・・・。少しがっかりした。先生達の表情も、子ども達の表情もよかったのだが・・・・子ども達の発音がひどいのだ。新座中には僕が目標とする英語のスーパースターが何人かいるので、ちょっと驚いたのだ。「国際化教育特区」の前の彼女達の英語の授業は、それは、それはレベルの高いものだった。大量の予算を使っているのに、英会話のレベルが返って下がってしまっているのだ。17日にも研究発表があるらしいから、その時にまたじっくり見ようと思った。」

僕は前にも君達のクラスへ行ったことがあります。クラスの前に僕の大好きな詩が貼ってありましたからよく覚えています。きっと素敵な担任の先生なんでしょうね。会わなくても分かります。
その時も君たちは落ち着いて授業を受けていました。みんなとてもいい目をしていました。さて、あの時の英会話の授業ですが・・・・よかったですよ。僕もかなり笑いましたから・・・。自分達で作った会話。なかなかいい感じでした。だけど発音は駄目でした。折角一生懸命やっていたのに、もったいない。僕はそう思ったんです。新座中の英語の先生達のレベルは新座一です。いや埼玉一かも知れません。ALTのカルビン?先生も教え方が上手です。英会話の先生もお上手でした。だけど君達はちょっといけません。僕が君たちの担任でも同じ事をいいます。もったいないですよ。あれだけの先生達の発音を真似しないのは・・・・。折角いい環境に居るのだから、もっともっと先生達の発音に注意して英語を勉強していって欲しいのです。そういう意味であの文章を書きました。どうかそれを分かって欲しいと思います。

僕のホームページを見たら、逆にやる気を出してください。僕は新座の全小中学生を応援しています。そして新座の全小中学校の先生たちを応援しています。ですから、今度会った時は練習の成果を見せてくださいね。今のレベルはどうだっていいんです。練習してそのレベルを上げることが大切なんです。 

そして今度坊主頭の僕が君たちのクラスへ行ったら、是非声をかけてください。「たかやん!」って。そうしたらきっと『あいよ!』ってこたえますから・・・・・
    12月14日  たかやん

一般質問
今日の展開は予想していなかった。4年前の10月2日の全校集会での様子をみんなに伝えたくて、陵平のおとうさんの隆志さんの言葉を読んでいたら、涙がこみ上げてきてしまったのだ。陵平を亡くして、何が何だか分からない、もうどうしようもない中で・・・・だって次の日だから・・・・こういう言葉を二中の子ども達と先生に伝えていたんだから・・・・

隆志さんの言葉はあの時の生徒と先生と政江さんしか知らないのだ。教育委員会も初めて聞く言葉だろう。勿論議員の人たちも・・・・そして新座市民も・・・・
いきなり泣いてしまいそうになったので、僕はちょっとリズムがおかしくなってしまった。そして時間のことをすっかり忘れていると・・・議長の三村さんが「邑議員、時間大丈夫ですか?質問全部できますか?」と声をかけてくれた。前にもあったのだが、議長にはいつも助けてもらっている。今回ももし議長の機転がなかったら、僕は質問を全部終わらせられないで終わってしまったかも知れない。議長、ありがとうございました。

僕と教育長の議論は相変わらず噛み合わず、平行線だった。その詳しい様子はまた全文このホームページに載せるので読んでください。

実は僕は今回で陵平のことに対する質問はやめようと思っていた。市議会便りでの掲載も別のものにしようと思っていた。だけど、あの言い訳だけの答弁を聞いていたら、ここでやめたらまた同じようなことが新座の子ども達に降りかかるかも知れない。そう思ったのだ。子ども達の誰かが、陵平のようになるのはもうやめて欲しいから、次回もこの質問を続けようと決めた。

教育委員会は嘘が多すぎる。前回の議会中、議場で直接部長に「新座市の小学校全部の6年生の英会話の授業を見せて欲しい。全中学校の2,3年生の英会話の授業を見せて欲しい。」とお願いした。「分かりました。」という気持ちのいい返事をもらったのだが・・・・連絡は未だにない。そのことを今日議場で教育長に直接尋ねると「私は全く聞いていません。」とのことだった。部長の言葉を信じた僕が馬鹿だったのか、教育長の言葉が違うのか、僕には分からない。でも真実は一つしかない。僕はちゃんと手続きを踏んだのに一つの授業も見ることができなかったということだ。それに対する答弁もくるくる変わって、どっちが正しいのか、わかなくなった。結論としては僕は議員なのだから「議会事務局」を通して申し込んでくれということらしい。それが正しい手続きなら、部長は9月の時にそれを言うのが筋だ。それを了解しましたといっておいて、一度の連絡もしないのは一般の世界では通用しない。相手がちょっと前まではただの教員だった、新人議員だからいいやと思ったかどうかは分からないが、僕を馬鹿にしていることは確かである。だから僕はこのエネルギーを次回の質問に使うことにしたのだ。

新座市の中学校の生徒指導には「物差し」がない。規則は全部規則で同じ。どんなにささいなことでも「悪い芽」だから摘まないと、という発想。子ども達が息苦しくなって当たりまえだ。子ども達の学習権よりも学校のきまりが大切だと本当に思っていたとしたら、教育委員会はいらない。何の為の教育委員会だかわからない。

陵平はサッカーをしていて相手のユニフォームをちょっと引っ張っただけだ。それなのにレフリーはいきなりレッドカードを出した。それだけではなくこう言ったのだ。「他にもユニフォーム引っ張った奴いるだろう?そいつの名前をいえ。」
レッドカードを出した理由はこうだ。前からずっと注意していただろう。ユニフォームを引っ張るなと。・・・・陵平は初めてそのファールをおかしたのに、いきなりレッドカードを出され、全教師に「キャプテンマーク」をつけているのにと叱られ、反省文を書かされ、いきなり親に連絡され、そして学年集会で決意表明をやらされるということを母親から聞かされたのだ。

それでもこの教師集団の生徒指導に問題は全くないと言い切るのだから凄い心臓だ。今までその指導で何も問題は起きなかったのだから、指導方法には問題は見当たらない。そう新座の教育長は思っている。
だから今でもお菓子を学校に持ってきただけで、親が学校に呼び出されている中学校がたくさんあるのだ。みなさん、そんな新座の中学校に子ども達を通わせたいですか?教師だって間違えるんですよ。教師である前に人間ですから。いいんです。間違えたって。間違えたらごめんなさいといいなさい。そう先生たちは教えているのに、未だに誰一人としてごめんなさいを言えない。そんな大人達を子ども達は信じられますか?