12月4日 (土)  「たかやん議員日記」2004.第262弾! 

「たかやん議員日記」2004.第262弾!  12月4日(土)

朝焼け
今朝の朝焼けはきれいだった。夕焼けとはまた別の味わいがあった。公園のゴミを拾っていると、色々な人たちの人生が少し見えてくる。ベンチの脇に落ちていたウィスキーのカン。人生に疲れている人が飲んでいたのだろう。たくさん落ちていたコンビニの袋。「ゴミはゴミ箱へ捨てる。」という当たり前のマナーを教え込まれていない子ども達の姿が目に浮かんだ。そして大量に落ちている煙草の吸殻。道路に平気で吸殻を捨てる大人達を見て育ってしまったのだろう・・・・。公園に吸殻を捨てることに罪悪感のかけらも感じられない人種が大勢いるのだ。「愛国心」を育てたければ、まずと自分の国を汚さないことを教えればいい。歌よりも旗よりも大事なことだろう。そして自分の国の人は勿論、世界中の人の命を大切にすることから始まるのではないのか・・・・。僕はそう思う。
「おはようございます!」今朝の子ども達は妙に元気に挨拶していた。公園に犬の散歩にくる人や、管理人の方に大きな声で挨拶をしていたのだ。勿論たくさんの人たちが笑顔で挨拶をかえしてくれた。そういう笑顔に囲まれて、今日もサッカーは始まった。

バランスシート
3時から市役所の5階で「バランスシートの読み方」の研修会があった。新座市の財政状況をバランスシートで読み取ろうというのだ。バランスシートの特性を生かして、未来のバランスシートを作成していこうという内容だった。講師の松本先生の話は分かりやすく、そして現実的で、僕らは2時間吸い込まれるように話を聴いていた。そして新座市の財政状態が極めて危険なことにあるということに強いショックを受けたのである。この財政危機を乗り越えるにはいかに収入を増やし、いかに支出を抑えるかということに尽きるのだ。能天気に道路を作っている場合ではないのだ。今、道路を作っていったい誰が喜ぶというのだ。50億ものお金が道路に消えていくことを喜ぶ市民はほとんどいないだろう。車が増え、危険が増え、排気ガスが増え、夏の気温が上がる原因になるのだから。そして市の財政がさらに苦しくなり、市民サービスが結局は低下していくのだから・・・・。市民が望んでいるのは行き届いたサービスだ。本当の市民サービスを確実に少しずつでいいから向上させていくしかないのだと僕は思う。

懇親会
勉強会のあとの懇親会は楽しかった。普段話ができない人たちと色んな話ができたから・・・・。議会事務局の方が最後まで残ってお世話をしてくれた。みんなに気をつかって、飲んだり食べたりどころではなかった。視察でも思ったけど、大変な仕事だなあと思った。