3月23日 (火)  「たかやん議員日記」2004.第17弾!

「たかやん議員日記」2004.第17弾! 3月23日(火)

朝の控え室には落ち着かない様子の大佑がいた。『どうしたの?緊張しているの?』「めちゃ緊張していますよ。」と大佑。「右手と右足が同時にでたら教えてください。」と訳の分からないことを言う。9時半からの「一般質問」の最初にやるのだから緊張するのも無理はない。大佑の第一声は「平松大佑、25歳です!」だった。これにはみんな大爆笑。選挙運動の続きを議会でもやっている。僕も『たかむらともや50歳。十の位を四捨五入すると100歳になりました!』と言おうと思ったがやめておいた。大佑と張り合ってもしょうがない。

僕の質問は教育問題4つ。答弁は全て教育長。原稿はない。自分の言葉で話さないと相手には通じないと思ったから・・・・。心配していたのは時間だ。僕らは子ども達の前で喋るのが商売だから、ツイツイ喋りすぎてしまうのだ。「一般質問」の最初の質問時間は25分。再質問は4回できて、合計20分。その時間内で相手から、僕らにとっていい「回答」を引き出すことはなかなか難しい。
僕の質問は4点あった。第一に「陵平の自殺を今、どう思っているか?」「再発を防ぐ為に何をしてきたか?」第二に「管理職試験の仕組みを教えて欲しい。」第三に「普段の英会話授業を見たことがある。AETが配置されてかなりの時間が過ぎたが効果はあったか。」第四に「規則を破った子ども達を学校に入れない。個別指導と称して別教室でプリント学習等をさせている中学校がある。これをどう思うか。」という内容だった。僕はカウンセリングマインドという言葉を多用する教育長に『陵平を指導した教師達にはカウンセリングマインドがあったのか?』というところから質問を始めた。僕の前にはA4版の陵平の写真。『これが陵平です。13歳と10ヶ月しか生きられなかった陵平です。』と言って、僕はみんなに写真を見せた。教育長は最初見ようとしなかったから、『教育長!これが陵平です!』と無理やり見せた。
それから先のことは、あとで議事録を見ないと確かではない。大分熱くなってしまったし、言いたいことの半分も言えなかった。陵平のお母さんとお兄ちゃんが陵平と一緒に僕を応援してくれていたのに・・・・ばばっちょと啓介と山ちゃんが応援に来てくれたのが嬉しかった。次は頑張る。              たかやん