4月8日 (木)  「たかやん議員日記」2004.第29弾!

「たかやん議員日記」2004.第29弾! 4月8日(木)
二中の入学式
大佑と二人で久しぶりに二中の校歌を歌った。新入生が眩しかった。あの頃の二中と雰囲気は随分変わったと思うこともあれば、似ているという部分もあった。校長は川島勝治。僕が大好きな先輩の一人である。川島勝治という人は不思議な人で、生徒をやる気にさせるので有名だった。僕は生徒と何でも一緒にやるタイプ。川島勝治は言葉でやる気にさせるタイプ。僕は負ける気がしなかったのだが、結果は惨敗という年があった。僕はその時頭にきて、「憎っくき川島勝治」という詩を廊下に貼り出したぐらいだ。管理職が変われば教師集団が変わっていく。教師が変われば生徒が変わる。当たり前のことだ。今の二中には人相のいい先生が多い。懐かしい顔も随分いた。そういういう意味で二中はどんどんよくなっていくだろう。学校は教師で変わるのだ。
校歌を歌いながらやっぱり僕は陵平のことを思い出していた。自分の目の前にいるたくさんの新入生と同じように、クラス発表にドキドキし、友達とふざけあい、そして「大貫陵平君」と担任に呼ばれて返事をしたのだと思う。きっと中学校に期待し、先生に期待し、あの校歌を聞いたのだろう。だからこそ、今年の新入生の中からも第二の陵平が出ては困るのだ。二中でも三中でも六中でも新座中でも困るのだ。絶対に困るのだ。僕はそう思いながら校歌を歌っていた。「平和願いて ああわれら 愉しく学ぶ 新座第二中学校」

返事
「はい!」いつから来賓が生徒のように返事をするようになったのだろう。これは市役所の委員会でも感じたことだが、みんなの前で紹介されると大声で返事をする人がやたらと多いのだ。入学式の呼名なら分かる。卒業式でも分かる。だけど、来賓が一言挨拶する前に「はい!」と返事をすることに僕は違和感がある。結婚式で司会者に紹介されて返事をする人はいないだろう。僕は黙って立ち、そして短いお祝いの言葉を言った。

君が代
僕は歌わなかった。歌は歌うもので歌わされるものではないから・・・・。歌詞の解釈も色々、人それぞれ。それでいい。君が代の君が天皇だっていい。人民だっていい。人によって違うのだ。だから歌う、歌わないも人によって違っていい。僕はそう思う。

日の丸
相変わらず日の丸に礼をしている人が多かった。まるで踏み絵のようにお辞儀をしていた。舞台の上の日の丸はベニヤ板。本気で日の丸を大事にするなら、本物の旗にすればいいのに。そういうところが徹底していないんだよなあ・・・。礼は人に向ってするものだ。旗に人の魂が乗り移っているなら話は別だが・・・。           たかやん