6月21日 (月)  「たかやん議員日記」2004.第97弾!

台風
ひどい雨と風だった。「馬鹿野郎!梅雨に台風文部省!」という句を思い出した。それにしても東京都の日の丸と君が代の処分はひどい。僕らの時代にそういうことをやったら、間違いなく「学園紛争」になっていただろう。あの頃の高校生はいいなりにはなっていなかったから・・・。そして先生たちももっと肝が据わっていたからいいなりにはならなかっただろう。「愛国心」は無理やり押し付けるものではない。自然に湧いてくるものなのだ。北風と太陽の話を理解していないのだろうが、馬鹿だねえ・・・・。
君が代を大声で歌ったら、愛国心が強い?まさかねえ・・・。日の丸に敬礼したら愛国心が強い?そういう外見でしか見ることができないアンポンタンにはそれしかないのだろう。
愛国心ていうのは、日本人を愛するということだ。僕はそう思う。君が代を歌おうが歌うまいが、日の丸に敬礼しようがしまいが、日本人ならみんな仲間。朝鮮系日本人も、中国系日本人もアイヌ系日本人もアメリカ系日本人もブラジル系日本人もみな同じ。そういう広い心を持った人が「愛国心」を持っているといえるのだと思う。そりゃあ旗が会ったっていい。歌があったっていい。だけど大事なのは人だ。旗や歌の為に人が辛い思いをするのはよくない。まるで中世の魔女狩りのように、江戸時代の踏み絵のように人のこころの中までコントロールしようとしているようだ。
どんな宗教を信じたっていい国で、歌や旗を強要することなどあってはいけない。僕はそう思う。