6月22日 (火)  「たかやん議員日記」2004.第98弾!

「たかやん議員日記」2004.第98弾!   6月22日(火)

県庁
今日は善保と大佑と県議の吉田よしのり氏と3人で県庁の方たちから色々教えていただいた。最初の1時間は「埼玉県における高齢者福祉の課題について」。次の1時間は「公立高校入試の改正点について」。両方とも実に分かりやすい説明で、いい勉強になった。
人口700万人のうち65歳以上が100万人いるという現実。そのうち痴呆が約6万人。平成19年には約8万人になるだろうという話だった。色々具体的な例で痴呆と介護の現実を教えてもらった。この問題は他人事ではない。どこの家庭でも起こることだし、自分自身にもそうなる可能性があるのだ。
高校入試が分かりやすくなった。推薦入試の時、校内で選抜をうけることは無くなった。誰でも推薦入試に参加することができるのだ。内申を自分で確認できるようにもなった。昔から僕が主張していたことが実現しただけに、聞いていて嬉しかった。校内選考には随分泣かされた。実力のある生徒が一部の先生に嫌われると校内選考で落とされるのだ。「授業態度が悪い。」というのが理由だ。要するに授業態度への報復である。これには本当に泣かされた。
内申を確認できるのも子ども達にとっては嬉しいことだ。僕は昔から全部本人と親に教えてきたが、内申を教えない先生が結構たくさんいたのだ。子ども達が自分の内申を知らないで受験する。教師だけが知っている。これは良くない。「お前達の内申は俺が握っているのだよ・・・・」そういう態度が色々な事件を引き起こすのだ。

埼玉県庁の議会棟はまるで高級ホテルのようだった。昔税金の無駄遣いをしたのだなあと思った。