6月23日 (水)  「たかやん議員日記」2004.第99弾!

「たかやん議員日記」2004.第99弾!  6月23日(水)

教育実習
6年前、二中をやめて後悔したことが二つある。一つはサッカー部の顧問を続けられなかったこと。あのときの3年生は最高だったけど、2年生にも実にいい子達がたくさんいたのだ。僕はあの子たちとサッカーを続けたかった。だけど続けると学校をやめられなくなることが分かっていたのだ。彼らを残して学校をやめることなどできないということが自分で分かっていたのだ。だから僕は「来年の春、みんなと卒業するよ!」と宣言した6月から、サッカーの練習に行かなくなったのだ。

もう一つは「教育実習生」の面倒が見られないということ。五中でも六中でも実に多くの卒業生達が僕のところに「実習」に戻ってきた。それが二中の子達にはしてあげられないということが心残りだったのだ。だけど、子ども達は二中にちゃんと戻ってきた。だから僕は今日彼らに会いに行ったのだ。

突然行ったのだが、二中は校長始め他の先生方も実に笑顔で迎えてくれた。そして僕は子ども達に会えたのだ。授業を見学し、実習生の部屋で教育を語った。彼らにとって、二中は故郷なのだ。そして僕もまた彼らにとっては故郷だったのだと感じた。6年前の中学校3年生は21歳の若者に変身していた。彼らが「先生」と呼ばれているのを聞いて、なんだか僕がむずむずしてしまった。

今日は二中で懐かしい人に沢山会った。本当に思い出に残る一日になった。二中のみなさん、今日はありがとうございました。あと二日、あの子達をよろしくお願いします!
たかやん