7月20日 (火)  「たかやん議員日記」2004.第126弾! 

「たかやん議員日記」2004.第126弾!  7月20日(火)

学校教育だより
新座市教育委員会発行の「学校教育だより」を読んだ。『規則は人の為ならず』という題だった。中欧の国の地下鉄を例にして、最後はこういう風にまとめられている。

「規則を守るということは人のためにも自分のためにもなるという自覚をもつ教育をもう一度お互いにさらに力を入れ、無改札の国になるような教育の徹底をはかりたい。それはまた人と人との信頼関係を高めることとなり、世界の国々からの信頼度が高まる一因にもなります。「情けは人のためならず。」(情を人にかけておけばめぐりめぐって自分にもよい報いがくる)という言葉がありますが、「規則は人のためならず」とおきかえておきましょうか。これも教育の原点です。

これも教育の原点である。そういい切れるところを僕は心配しているのだ。不正乗車をする、しないはマナーの問題だし、地下鉄に乗るのにお金を払うことは誰もが納得していることなのだ。それと学校の「規則」とは全然別の問題なのだ。
学校の規則には子ども達が納得できないものが多すぎるのだ。例えば五中の校則の中に女子の髪は肩まで届いた場合は、結ぶか編む。華美な髪飾りはつけない。とある。何故女子の髪は肩に届いたら結ばなくてはいけないのだ。編まなくてはいけないのだ。
通学バックは学校所定のバックを使用する。バックに荷物が入りきらない場合はサブバックを使用してよい。とある。何故お母さんの作った手製のバックで学校へ行ってはいけないのだ。学習に関係のないものは持ってこない。とある。休み時間に将棋や剣玉に夢中になって何がいけないのだ。六中の校則には登下校時の靴は運動靴とするとある。何故革靴で登校してはいけないのだ。
誰が決めたのだ?いつどうやって?こういう一方的に決められた「規則」を『規則は人のためならず。』と平気でいっているのが新座の教育委員会なのだ。こんなことが「教育の原点」・・・・悲しくなってくる。本気でそう思うなら教育委員会の先生方もその「教育の原点」とやらに戻って、髪が肩に届いたら結んでみることだ。運動靴で登庁することだ。所定のバックで登庁することだ。「教育」に関係ないものは所持しないことだ。勿論先生方はみんな「禁煙」になるんだろうなあ・・・・。煙草は教育に絶対必要ないもの・・・。本気で原点とかいうのであればそれくらいのことをやって子ども達のよいお手本になって欲しい。                             たかやん