7月31日 (土)  「たかやん議員日記」2004.第137弾!

「たかやん議員日記」2004.第137弾!  7月31日(土)

お通夜
友達のお父さんが亡くなった。81歳。父が生きていれば同じ年である。学徒動員で戦争へ行った世代である。焼け野原から日本を立て直した世代である。あの戦争を実際に体験した世代がどんどん減っていく。「戦争」を映像でしか知らない世代が増えていく。僕らは彼らの世代が体験したことを語り継がなくてはいけない世代だ。あの頃は亮や太陽の年齢ならみんな立派な「軍人」だったのだ。人を殺したし、殺されていたのだ。敵を殺せば誉められ、敵に殺されれば「名誉の戦死」と言われた時代を彼らは生き抜いてきた。僕らはそのことを知ってはいるが、体験はしていない。僕らの仕事は彼らのしてきたことを伝えていくことだと思う。彼らの感じてきたことを伝えていくことだと思う。父の言葉が耳の残っている。「朋矢・・・みんな死んでいく時はな、天皇陛下万歳!なんていわなかったんだ。おかあさーん!っていって死んでいったんだ。お父さんはな朋矢。お前のおばあちゃんやおじちゃんの為に戦争に行ったんだ。それを忘れるな。朋矢。」