7月9日 (金)  「たかやん議員日記」2004.第115弾! 

「たかやん議員日記」2004.第115弾!  7月9日(金)

卒業生
六中のテニス部を支えてくれたのは5中6中の卒業生達だった。彼らはいつも六中テニス部の中学生達の練習を見てくれた。球出しは勿論、ボールを寄付してくれたり、ラケットをプレゼントしてくれたり、シングルスポールを作ってくれたり、ジュースやアイスの差し入れをしてくれたり・・・・。そんなOB達に中学生達は「ボールボーイ」と元気のいい「挨拶」でお返しをする。それが六中テニス部の伝統だった。テニスが強くなるにはどうしてもヒッティングパートナーが必要である。そういう意味でも卒業生達が来て、一日何試合も中学生達と試合をしてくれるのはありがたかった。現役のインカレやインターハイ選手、国体選手が練習をしてくれるのだから、中学生が強くなるのは当たり前だった。勿論僕とやるのを楽しみに来てくれる子達もたくさんいた。6中のコートに行けば、僕と必ず会える。だからコートにみんな来てくれたのだ。六中ではOB達が威張って中学生達が使われるというようなことは全然なかった。6面のテニスコートで10人のOB達が交代でボール出しをするのが当たり前だったのだ。基本練習ではトップチームも1年生も同じ練習ができたのはOB達のお陰なのだ。
卒業生は勿論、卒業生の保護者、弟、妹達、色んな人たちがテニスコートに遊びに来てくれた。全日本のチャンピョンが来てくれたこともある。僕らは六中のテニスコートを愛する人、六中の子ども達を愛する人全ての人を受け入れた。それが六中テニス部だった。

六中の校歌にこういう一節がある。「やさしい瞳に守られて、山桜立つこの庭は、いつの日も故郷、いつの日も故郷、我等の第六中学校。」僕らはこの校歌を毎日大声で歌っていた。そして関東や全国の会場でもこの校歌を歌っていた。六中はいつの日も僕らの故郷だと信じて・・・・・。