8月10日 (火)  「たかやん議員日記」2004.第147弾!

「たかやん議員日記」2004.第147弾!  8月10日(火)

大切な仲間3
伊藤先生は「小笠原の母島小中学校」の体育の先生である。盛岡一高から福島大に進んだ彼は「陸上」に燃えた。そしてそれを東京都の中学生達に伝えてきたのである。ところがどういう訳だか僕らと知り合い、いつの間にか「関東中学」や「全国中学」のテニスの大会本部で活躍するようになったのだ。僕は彼を「イトチン」と呼んだ。4つ年上のイトチンも僕のことを「たかやん」とか「ともやん」とか呼んでいた。小笠原の母島では島民の皆が彼のことをイトチンと呼ぶのだそうだ。彼はそれだけ島の人たちに信頼されている。彼は母島の小中学生達をとにかく鍛える。これでもかというくらい泳がせ、そして自信をつけさせる。それが彼のやり方である。僕も一度その授業に参加したことがあったが、都会のプールでは絶対に泳がせられない距離を小中学生全員に泳がせていた。そして子ども達は全員彼についていっていた。彼もまた「本気」で生徒にぶつかる教師なのだ。いとちんたちと話をしていると本当に楽しい。「教育」って何て素敵なんだろうって思ってしまう。