8月8日 (日)  「たかやん議員日記」2004.第145弾! 

「たかやん議員日記」2004.第145弾!  8月8日(日)

大切な仲間1
久しぶりに昔のテニス仲間と集まった。西村先生は立教中学の体育の先生。僕の石神井時代の恩師古川先生の教育大の後輩に当たる。僕にとっては兄貴のような存在だ。西村先生と初めて会ったのは今から23年前。「関東中学を一緒にやりませんか?」と誘われて、それ以来僕は「関東中学」という大会の運営を手伝うようになった。昔の「関東中学」は神宮が会場だったり、立教が会場だったり、桜田クラブが会場だったりした。今のように有明になったのは大分後になってからである。神奈川のSSCで大会があった時は、毎朝4時おきで神奈川まで通った。西村先生は当時、車の運転が出来なかったので、僕らはいつも一緒だった。その「関東中学」からはたくさんの選手が育っていった。松岡修造、平木理化、長塚京子、本村剛一・・・・そして僕らの教え子達も「関東中学」を一つの目標にして戦い、そして全国大会へと進んでいったのだ。
西村先生が教え子達にこう言われたのだそうだ。「僕達が先生についていったのは、先生が僕達に本気だったからです。」僕もそうだったが、中学のトップの選手には勝てなくなる。自分が育てた選手に勝てなくなるのだ。強い選手を育てようとすれば当たり前のことなのだが、その時「技術」以外の何かがないと選手はついてこなくなることが多い。それが生徒に「本気」なることだと西村先生は言う。僕も同感である。子ども達に教師の「気」は伝わるのだ。「本気」という「気」は生徒に必ず伝わる。そしてその「気」は何年たっても子ども達の心の中に残り続ける。僕らはそう信じている。