9月11日 (土)  「たかやん議員日記」2004.第178弾!

「たかやん議員日記」2004.第178弾!  9月11日(土)

3年前の今日は大きな衝撃をうけた一日だった。ニューヨークに行く予定だった僕達は飛行機がツインタワーに突っ込んでいく映像を信じられない気持ちで見ていた。
1週間後、僕達はニューヨークにいた。旅行会社は「誰も行きませんよ。」と警告してくれたのだが、僕はどうしても行きたかったのだ。行って自分の目で確かめたかったのだ。
飛行機に日本人は僕らだけだった。ニューヨークに着いても日本人らしい人達にはほとんど会わなかった。そして僕らはツインタワーに向った。
チャイナタウンで警察にここから先には行けないと止められた。だけどもどうしても現場を見たかった僕は頭を使って現場のすぐそばまでいくことができた。ウォールストリートの地下鉄の駅は封鎖され、軍隊の姿があちこちに見られた。そして僕らは現場に立った。
砕け散ったビルの粉が道路という道路を覆っていた。異臭が鼻をつく。煙はマンハッタンの南半分を覆っているかのようだった。そしてツインタワーがあったところはぽっかり空間ができ、そこからは炎がまだ出ていたのだ。
公園には富士銀行の人達の写真がたくさん貼られてあった。日本人もアメリカ人もなかった。家族の思いはみんな同じだった。あれからもう3年が経とうとしているのだ。