9月24日 (金)  「たかやん議員日記」2004.第191弾! 

「たかやん議員日記」2004.第191弾!  9月24日(金)


農業委員会
農業・・・国の基本である。穀物自給率・・・日本は低すぎる。最近の異常気象はもう異常ではなくなっている。そういうことを考えると、農地がどんどん宅地化していくことは実にまずいと思う。国をあげて農業を保護する時だと僕は思う。人間は食べないと生きていけないのだから・・・・いつもなら2月頃に始まる花粉症が、この秋には始まるかも知れないという話がある。この暑さの生でヒマラヤスギの成長が著しいらしい。地球の温暖化は二酸化炭素やフロンが原因なのか、それともフォトンベルトか・・・・何れにしても食糧危機はすぐそこまで来ていると思うのだ。そんなことを考えているのは僕だけなのかなあ・・・

中学生の気持ち
僕だって子ども達の気持ちが全部分かるわけじゃあない。だけど中学生達が教師の一言一言に物凄く左右されるということくらいはみんなに分かって欲しい。内申書に敏感になり、教師のご機嫌をとることもある。「委員会の長になると内申が有利になる。」という話を信じ、立候補していく子ども達。教師の期待に応えようと必死になる子ども達。そういう子ども達を見て、それが自分の力なんだと錯覚する教師達。中間管理職のような子ども達にとって一番恐いのは、教師達に嫌われることだ。管理職試験を受けようという教師達が校長や教育委員会におべっかを使うのに似ているかも知れない。
親は親でPTAの役員になると高校進学に有利らしいという噂を信じ、1年生の時にはなかなか決まらなかった役員が、3年ではあっという間に決まったりするのも同じ現象だ。そうやって「損得」で動いている学校が今多いのではないかと思うのだ。それでは学校はよくならないし、子ども達の能力も伸びてはいかない。子どもと先生は「損得」で繋がっているのではない。そんなもので繋がってはいけない。

あの時の二中の二学年に子ども達の言葉を理解することのできる教師がたら陵平死なずにすんだのだ。そして教育委員会にそういう人がいたら、陵平のお父さんとお母さんはこんなにも苦しまなくてよかったのだ・・・・。何でもそうだけど、最後は人だ。人の心だ。