1月17日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第17弾! 

「たかやん議員日記」2005.第17弾!  1月17日(月)

6433名
10年前に阪神大震災で亡くなった人の数である。これだけの人が亡くなり、家を家族を失った人たちがたくさんいたのに、政府の反応は冷たかった。自衛隊の出動に時間がかかりすぎたし、その後の援助もひどいものだった。よく「愛国心」という言葉が最近でてくるが、愛国心というのは自分の国を愛すること、つまり自分の国の人たちを愛することだと思う。自分の愛する人たちがあれだけの被害にあったのに、十分な援助をしないというのは、「愛国心」が無いからだと僕は思う。国の為に死ぬのが愛国心ではない。愛する人のことを想うのが愛国心である。君が代を大声で歌っても、日の丸に敬礼しても、愛する人を想い、愛する人が救われなければ、それは見せかけの愛国心にしか過ぎないのだ。
この10年でどれだけの人たちが自殺しただろう・・・・彼らはどこかの「敵国」に殺されたのではない。日本の政府が死に追いやったのだ。6433という数字は今も増え続けている。