1月21日 (金)  「たかやん議員日記」2005.第21弾! 

「たかやん議員日記」2005.第21弾!  1月21日(金)

朝ごはん    
昨日の塾日記で、朝から手を抜いてはいけない、と書いた。今の時代、母親だって朝はゆっくり寝ていたいだろう。疲れてもいるだろう。だけど、子ども達の大切な朝食で手を抜くことは、自分の首を絞めているのと同じことだと思うのだ。
朝ごはんを作るには、最低でも30分は早く起きなくてはいけない。朝の30分は誰にとっても貴重だ。僕自身、長いこと朝食を作ってきたからよく分かる。でも・・・子どもは愛情一杯の「食べ物」と「言葉」でよく育つのである。朝ごはんにはその二つの意味があるのだ。朝ごはんを子ども達と一緒に食べることは無理なのだろうか・・・ご飯と温かい味噌汁と温かい会話を今の家庭に求めるのは無理なのだろうか・・・だって子ども達の朝ごはんは余りにも貧困で、とても栄養があるとは思えない訳で・・・こんな朝食で午前中の授業に集中しろという方が無理な訳で・・・栄養は学校給食で!なんていう考えじゃあ悲しすぎると思ってしまう訳で・・・
「子ども達に必要なのはビタミンI(愛)ですよね!」と言ったのは、昔の同僚の和久井先生。そう子ども達はいまビタミンI欠乏症で苦しんでいるように見えてならない。どう思いますか?お母さん。        今日の塾日記から・・・・


「早寝早起き朝ごはん」とどこかの校長が言っていたが、貧困な朝ごはんの子どもが増えてきた。食べない子ども達が増えてきた。昔の子ども達のほうがいい朝食をとっていたのは確かだ。五中、六中時代、僕らはよく6時頃から練習していたが、それでも子ども達は朝ごはんを食べてきていた。腹が減っては戦はできぬ。午前中から気力が出ないのは、脳にブドウ糖が行き渡らないからである。子ども達はよくおにぎりを持ってきて食べていた。そういう僕も持ってきていて、よく一緒に食べたものだった。教師と生徒が一緒に学校の規則を破って、栄養補給していたと言うわけだ。

そう言えば昼休みのサッカーでも子ども達と一緒に時間を破って怒られていた。他のクラスよりも先にでて場所を確保する為に、チャイムが鳴る前に校庭に飛び出していたのだ。そうすると職員室から放送で「3年1組!全員職員室前に来なさい!」と呼び出されて・・・・子ども達全員と一緒に職員室前に正座して、教頭先生に怒られて・・・・五中での話だ。ああ懐かしい・・。

今、こども達に元気がない。そう感じている先生達は多いはずだ。原因の一つが朝食であることは間違いない。