10月29日 (土)  「たかやん議員日記」2005.第298弾!

「たかやん議員日記」2005.第298弾!   10月29日(土)

日本国憲法
自民党の改憲草案を読んだ。何とまあセンスのない、品のない文章なのだろうと思った。確かに日本国憲法は日本人の作成した憲法ではない。だけど当時の世界各国の最高水準を集めた憲法であるということには変わりない。日本人が作ったとか、外国人が作ったとかが問題なのではない。外国人が作ったとしても、あれだけセンスのある品のいい文章だったら、僕らはそれを誇りに思えばいいのだ。日本人が作ったとしてもあんなに品のない憲法ではどうしようもないと思うのだ。

日本国憲法の前文を読むがいい。そして何度も繰り返して頭の中に入れてみるといい。あの文章がどういう思いで書かれたものなのか、どういう願いが込められているのか、それを感じることができると思う。

そして憲法第九条をもう一度読んでみるといい。日本国民が疑問を感じる草案にアジアの人達はどういう反応をするだろう。
愛国心は強制されるものではない。日本という国を愛するということは、日本という国に住んでいる全ての人を愛することだ。今の自民党にそういう心があるとは思えない。国民の立場に立って国会が動いているとは思えないのだ。

憲法前文にあるではないか。「われらはいづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。」と。

明治維新後の戦争でいったいどれだけの人の命が失われたと思っているのだ。旧帝国陸海軍がいったいどれだけの外国の人たちの命を奪ったと思っているのだ。そういう思いを、僕らの未来の子ども達にさせてもいいというのか・・・・

平和ボケで結構。そういう国があってもいいではないか。戦争大好き国家のアメリカに尻尾をふる日本。それが自民党の愛国心とでもいうのか・・・自民党には本当にガッカリだ。
結構好きだったのに・・・小泉純一郎の顔などもう見たくない。

東北戦
今日は東北大学との定期戦。OBの定期戦。僕は初めての参加である。上は昭和26年卒業の大先輩から下は昭和60年卒業まで、実に幅広くOB、OGが集まりテニスに燃えた。
結果は4勝3敗1引き分けで北大の勝ち。大接戦で結構燃えることができた。
嬉しかったのは28年ぶりに親友に会ったこと。彼女は思ったよりも若くて、昔と全く変わらない笑顔とフォームで登場し、何だかあの頃へ戻ったような気がした。
東北大学のライバルとも再会。お互いに大分体型は変わってしまったが、話し方やテニスは何となく覚えていて、やはりあの時の仙台での東北戦を一気に思い出させてくれた。そういう懐かしい仲間が幸せそうな顔をして登場することが嬉しい。みんな実にいい顔をしていたのだ。本当にいい仲間、そしてライバル達に恵まれていたんだなあと思った。
12月は小樽商大とのOB定期戦。そこでも30年ぶりという商大の先輩達と会えるらしいので楽しみである。