10月7日 (金)  「たかやん議員日記」2005.第276弾! 

「たかやん議員日記」2005.第276弾!  10月7日(金)

かわいい挨拶
今日は燃えるゴミの日。いつものようにゴミ袋を持ちながら、ブツブツと「世界一周」をしていると、幼稚園児の女の子とその妹が僕に向って「おはようございます!」と大きな声で挨拶をしてくれた。僕は嬉しくなって「おっはよーっ!」と挨拶を返した。すると彼女達も笑顔で「おはようございまーす!」とまた挨拶。僕も思いっきりの笑顔で「おっはよー!」「いってらっしゃい!」と挨拶した。
僕はにこにこ顔のまま次に向こうから来た女性に声をかけた。「おはようございまーす!」するとその女性は「・・・・・」大人になると挨拶よりも大事なことがあるのだろう。ちょっぴり悲しかったが、よくあることなので気にしてはいない。それよりもあの女の子達の挨拶をしっかりと心に残していこう。きっと素敵なお父さんとお母さんに育てられているのだろう。朝から僕を幸せな気分にしてくれるのだから・・・・。

お風呂
北大の仲間達へ。
和彦は今日久しぶりにお風呂に入りました。輸血のお陰で体調がよかったらしいよ。ベットごと移動し、寝たまま入浴。今は心地よい疲れでウトウトしています。と奥さんからメールが来ました。本人からも久しぶりにメールの返事がありました。PLO通信への寄稿を次女のまゆ子ちゃんが口述筆記し、長女のゆみ子ちゃんがワード入力して校正。三人で力を合わせて仕事をしているそうです。
お風呂に入って髪を洗う。僕らが当たりまえのようにしていることが、彼にはできません。自分の力で歩くこと、自分でトイレに行くことも出来なくなってきました。それでも彼は自分のできることをやり続けています。痛みとモルヒネ、そして時間と戦いながら・・・・。

記憶力
空から学ぶことがたくさんある。今日はスイミングの日。同じ世代の子達とプールで泳ぐ。見ていると、同じ年齢の子でも、その運動能力にはかなりの差があり、正確も一人一人違う。空よりも後に生まれた子が、空よりも活動的なんていうことはザラにある。だけど僕らには昔の空の記憶がある。前に出来なかったことが、確実にできるようになっているのだ。だから安心して「すごいね!」「できるようになったね!」と褒めることができる。空には空のペースがあるのだ。少しずつ、でも確実に進化していく。それを見ている親は幸せである。昔の空を記憶をしておくこと。それが大切なんだと思う。

先生にも記憶力が大切だと思う。最初の日に子ども達の名前を全部覚えるのも記憶力だし、校歌を覚えるのも記憶力。その子がどれだけ頑張ってきたかを覚えておくのも記憶力、何よりも何ができて、何ができなかったかを覚えている記憶力がやはり大事だと思う。目の前の子ども達同士を比較するのは簡単だし、誰でもできる。誰にでもできるし、してはいけないのだ。これが結構難しい。そう目の前の子ども達同士を比べてはいけないのだ。一人一人成長の仕方が違うのだ。「昨日の自分に負けるな!」「昔の自分がライバルだ!」そう言われれば、どの子ども達も頑張れると思う。