11月14日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第314弾! 

「たかやん議員日記」2005.第314弾!  11月14日(月)

返信懦懦
高邑朋矢さん。こんにちは! 明賀義輝です。「義務教育」まったく同感です。
高邑朋矢さんのようにいえない、大人、親、教師、がほとんどです。会社も同じです。平等だと思っていたら、気がついたらリストラされる側に回ってしまいます。気がつかないほうが阿呆なんです。大人が本音で語れないことが、今日の日本を作ってしまったように思えます。昨年会派の皆さんとお話したテーマが、一気に語られるようになりました。民事再生など小泉、竹中改革は、一部大資本のためバブルの付けを国債に換えて、庶民から税金とインフレで回収するのです。福祉目的税に騙されてはいけないのです。消費税はバブルのつけを庶民に負担させる目的税です。インフレもやってきます。富裕層は困らないのです。株式市場の活況もすでに肩代わりが終わってつけが国債に換ったからです。僕の親しい友人とは、会うたびに次世代は「日本がフィリピンになる」と心配しています。若い世代の仕事がないからです。就職率が上がったなど誤差範囲のまやかしにすぎません。昔と違って、たとえ中小企業でも普通の子供には仕事がないのです。頑張っている中小企業は、高度な技術で生き抜いています。普通の仕事はアジアへ出ていってしまいました。農業だって知識集約型になっています。
そんな中で勉強する意欲がないはイコール生きる意欲がないということです。僕もマクロとしては責任を感じる世代ですから、老中の仲間には、若い人を育てようと説いていますが蟷螂の斧にすぎません。司馬遼太郎の世界はもうない、せめて藤沢周平の世界で、自分だけは「凛として」いきたいものです。相田みつをの「懦夫凛々」という言葉を座右の銘にしています。
是非子供達に言って聞かせてください。テレビでみるフィリピン、北朝鮮、アフリカの貧しい国の子供達の姿は明日の日本の子供達の姿です。かの国にも富裕層はいるのです。同じ国民の一部の権力者が同じ同胞を食う時代がまもなくやってきます。不換紙幣という見えない武器で収奪していくのです。自分や家族を守るには、騙されない知恵をつける以外にありません。テレビゲームも売っている奴が買った人間の脳を壊して儲けている。麻薬と同じです。学ぶとは「生き抜く力」をつけることです。日本語と英語ともう一ヶ国語がはないのです。
* 明賀先生から早速返信メールが来た。今の日本の「教育」に危機感を持っている人は沢山いるのだと思う。

TVゲーム
子ども達の脳は確かにゲームに壊されていると思う。あのゲームに一体どれだけの時間を子ども達は使ってきたのだろう・・・・。子ども達の脳みそを壊し、儲けている大人達。それが当たり前になってしまっている日本。ゲーム全部を否定はしないが、囲碁や将棋と比べると脳みその使い方、相手に対するマナーなどが違いすぎる。囲碁や将棋で人は育つかも知れないが、TVゲームでは育たないのだ。

そう言えば・・・
この間札幌に行ったとき、僕が泊まれないような高級ホテルで食事をしていたら、中国の人達と思われる大集団がそのホテルに宿泊していた。大人から子どもまで色んな年齢の人たちがいたが、どうやら一族のようだった。中国にも韓国にも大金持ちはいるらしい。そういう国の子ども達が本気で勉強していたら、日本全体が負ける日もそう遠くはないだろう。大人も子どもも本気にならないとどうやら、世界から取り残されてしまいそうなのである。