11月28日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第328弾! 

「たかやん議員日記」2005.第328弾!  11月28日(月)

続黒板・・・僕達の未来へ

今日は1時から塾に居た。新堀小学校の子ども達が黒板を見ながら騒いでいる。「なにこれ!」「やばくない?」「もう嫌だ!」「これ消したい!」そうできることなら僕だって消したいのだ。君たちをパニックにしたくて書いたのではない。何も知らないで危険な可能性のある空気を吸っている君達が可哀そうで、君たちや君たちの親、そして先生達に知らせようとして黒板に書いたのだよ。もしかしたらアスベストの濃度は低いかも知れない。でも「空気中の濃度が安全だったら、それでいい。」そういうものじゃあないんだよ。もしかしたら危険かも知れない。普通だったら、安全がはっきりするまで使用しないよね?君たちが大人だったらそうするでしょ?だって僕達の未来そのものの君たちを取り返しのきかない危険にさらす可能性があるのだから・・・・。
アスベストは空気中に飛び出てこなければ、余り気にしなくていいものなんだ。危険なのは削ったりして空気中にたくさんのアスベストの繊維が浮遊することなんだよ。それが君たちの肺に入ると、何年後かに病気になってしまうんだ。だから今なんともないと言っても、それは安全だったということにはならないんだ。それがアスベストの恐いところだよね。音楽室で大きな口をあける音楽室で、もしもアスベスト濃度が高かったら・・・・掃除をしていて吸い込んでしまったら・・・そう思うといても立ってもいられなくなったんだ。「空気中のアスベスト濃度が分って、安全が確認されるまで新堀小の音楽室は使用すべきではない!」と文教委員会で随分教育委員会には言ったんだけど、ぼくのいうことには全然聞く耳を持ってはくれなかった。六中の子達だって、何も知らないで安心して階段を上り下りしているに違いないのだ。
僕は最初から「空気中のアスベスト濃度を測定してください!」と言い続けてきた。答えはいつもNOだった。でも工事をやった箇所だけ、その前後で測定したのだ。その結果はひどいものだった。アスベストがほとんどない状態のところから、空気中にアスベストを飛散させたところが3ヶ所もあったのだから・・・・。だけど本当にひどいのはその後だ。アスベストの濃度が高くなったところもあったのに、そのまま使用を続けさせているのだ。

大分たくさんの人たちが黒板を見たようだから、黒板はしまったよ。でもまた何かあったら書いておくから読んでね。君たちは僕達の大切な大切な未来そのものなのだから。