11月7日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第307弾! 

「たかやん議員日記」2005.第307弾!  11月7日(月)

団会議
今日は久しぶりの団会議。9時からの会議だった。議題は色々あって、会議は早めに終わったのだが、その後久しぶりに幸弘と12時前まで話しまくった。

カメ
市役所から帰ってくるとカメムシの大群が群舞していた。どうやら11時半から12時半くらいがカメムシが飛び回る時間帯らしい。マンションの人たちから「市役所はどう対応してくれるんですかね?」「薬をまいてくれるんですよね?」と何度も聞かれた。「市長が議会で約束してくれたことだから、大丈夫だと思いますよ。」といつも答えているが、「住民と相談したという話はまだ聞いていない。流石にもうどこの林からカメムシが発生しているか、くらいはつかんでいるとは思うのだが・・・・風呂に入っていたら、バスタオルの中からカメが一匹這い出してきた。気付かなかったらひどいことになっていた。どの家も同じような体験をしているのだろう。住民は須田市長を信じて、我慢しながら待っている。

学校崩壊の原因
学校というものは面白いもので、良くなっていくには時間がかかるが、悪くなるのはあっという間のことが多い。そして教育には時間差というものがでてくることが多いのだ。
例えば、滅茶苦茶な生徒指導をする。力と暴力で上から押さえつける「教育?」をすると、それに反抗できない子ども達はおとなしくなる。ところが心の中では大いに疑問を感じている訳だから、それがいじめに繋がったり、そういう暴力教師が去ったあとの学校は荒れに荒れることが多いのだ。これは普通の教師ならみな気づいていることで、なかなか口にはしないが心の中ではみなそう思っている。特に女の先生達にとばっちりが、いくことが多い。良い学校とはベテランの先生も女の先生も安心して自分の授業が出来る学校である。おじいちゃんやおばあちゃん先生が偉い!そういう学校がいい学校である。反対に悪い学校は力のある体育教師が偉そうにしている学校だ。そういう学校は力が支配しているから、表面上は落ち着いて見えても中味はレベルが低いことが多い。教師集団が力を発揮できないのだ。勿論子ども達の間でも力が人間関係を支配するようになるから、勉強どころではなくなってレベルは落ちていくのだ。

学校の悪口
よく教師が「学校の悪口を言わないでください。」とか「教師の悪口を言わないでください。」というが、本当のことは言わないといけないと思う。悪くいう必要はないが、本当のことを言わない限り、学校はよくなっていかないと思うのだ。まずは本当のことをみんなが知ることが大切だと思う。本当のことを知るのは怖いが、どんなに現実が悲惨でも、そこからスタートしてよくしていけばいいだけのことだと思うのだ。僕はこの日記で自分の見た新座の学校の様子を書いているが、それは「学校の悪口」ではない。学校の現実だ。そしてそれは何とかして、新座の学校をよくしていきたいという願いが心の中にあるからなのだ。新座の学校をよくしていこう。その為には駄目なことは駄目と勇気を出して認めるところからはじめないといけないと思うのだ。別に校長や教師集団を責めているのではない。

対策
学校をよくするには「授業」に燃えることが一番だと思う。教師は役者だ。授業は舞台だ。その舞台で観客に寝られたら・・・プロとしては負けである。半分以上がつまらなそうな顔をしていたら、分からないという表情をしていたら、それは子ども達が悪いのではない。教師の教え方が下手なだけだ。本物の役者は観客が来なければメシが喰えない。教師は下手な授業をしても、分からない授業をしても高い給料が入ってくるという職業なのだ。昔の観客はこうではなかった!と言っても今の観客にうけなければそれはただの言い訳で、稼ぐことはできない。そういう人ほど自分のことを「先生はね・・・」と生徒に言ってしまうのだ。先生というのは教えてもらう方が教える人に対して尊敬の気持ちが入った呼び方であって、教える方がそれを強要するのはみっともない。赤ん坊に「パパ」や「ママ」というのとは訳が違うのだ。
荒れている学校はすぐ判る。授業中の生徒の表情がよくないのだ。そして教師の表情はもっとよくない。そうまずは授業中の教師の表情から意識してよくしていく必要があるのだ。子供達の表情が悪いのは、大人の表情が悪いせいなのだから・・・・

掃除
学校は綺麗なほうが良い。生徒が掃除をやらないのは先生が掃除の楽しさを教えてないからだ。これは家庭にも問題がありそうだが、家庭では集団で掃除をするなどということはあり得ないのだから、集団で掃除をする快感を子ども達に教えるのは先生の仕事だ。
汚れた学校は先生も掃除をしていない。子ども達は実は掃除好きなのだ。仕事をして先生に誉められたいと思っているのだ。どんなにグレてしまった子でも、心の底ではそう思っている。掃除を先生も生徒もサボるということは、両方でそういうチャンスを逃しているということなのだ。
学校をきれいにすることに、学校も市も教育委員会ももっと真剣になっていい。そういうことには税金をどんどん使ってもいいのだ。学校というのは日本の、世界の未来がかかっているところなのだから・・・・。つまらない道路を作るお金があったら学校を綺麗にすることに使ったほうがいい。

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