12月23日 (金)  「たかやん議員日記」2005.第353弾! 

「たかやん議員日記」2005.第353弾!  12月23日(金)

お見舞い
義母のお見舞いに防衛医大へ行った。「明日退院できることになったの!」と義母の声は明るかった。同室の人たちは殆どが糖尿からくる目の病気の人たち。食事を制限されて、大変らしい。義母が「糖尿って本当に危険な病気なのね!」と気付いてくれたようだ。義母の家に行くと、それほどいつもご馳走攻めで、僕はちょっぴり危険を感じていたのだ。我が家は糖尿の家系。運動して、食事とお酒の量を控えめにすることが肝心なのだ。

通知表
子ども達の通知表を見るのが楽しみだ。今はパソコンやFAXが普及しているので、塾がなくても見ることができる。僕はずっと昔から絶対評価で、授業の最初に「どんなに授業態度が悪くても、テストで平均90点以上取ったら、必ず5をあげる。」と約束して、その通りにしてきた。同じように4は70点以上というように決めていたから、子ども達の期待を裏切ることはなかった。その代わり、サプライズもなかった訳で・・・・・。でも職員室にいると感情点が入ることはたくさん見てきた。特にマイナス点で・・・・。これはもう教員の人生観みたいなものとも関係してくるから、どうしようもない訳で・・・・。そういうことも含めて、通知表は面白いと思うのだ。特に担任と親の短いコメントのやり取りが・・・・。

集団下校
例の事件以来、各地で集団下校が見られるようになった。その集団下校も昨日の終わり。この冬休みはいったいどうなるのだろう。「外で遊びなさい!」と言えなくなってしまったら、日本中の子ども達が病気になってしまう。かと言って、遊びに夢中になって、暗い道を帰ってくると・・・・
でも、僕らの時代にも「人攫い」はいたし「通り魔」もいたのだ。子ども達は、子ども達なりの知恵と勇気と勘でその危機を乗り切ってきたのだと思う。大人がその知恵と勇気を教えることが、「集団下校」よりも大切な気がする。集団登校、集団下校で学校の責任は問われないかも知れない。けれどもそこへトラックや車が突っ込んでくる時代なのだ。だからこそ、自分の目で見て、自分の脳みそで危険がどうかを考えて、勘を働かせる能力を身につけることが大切なのではないかと思う。大人が付きっ切りでの集団登校と集団下校・・・残念ながら、冬休みにはそれは機能しない。