12月9日 (金)  「たかやん議員日記」2005.第339弾!

「たかやん議員日記」2005.第339弾! 12月9日(金)

今日の一般質問も結構荒れた。僕らの会派は今日市長に意見書を提出した。

平成18年度予算ならびに施策に関する要望書

刷新の会

はじめに

本市の現在の財政状況は大変厳しい状況であるが、平成18年度は今年度にも増して厳しい状況が予想される。さらには平成19年度から地方交付税の不交付団体化することも決定的となり、そうした状況下、新座市はますます厳しい財政運営を迫られている。
こうした中、行政運営に関してはニューパブリックマネジメントの考えに基づく事務事業の本格的な見直しを行い、市のやるべき仕事とそうでないものをしっかりと精査する中で、経費の削減をより一層図る必要がある。

私たち刷新の会は環境最優先、教育充実、財政再建を重点施策として具体的施策の展開及び予算編成の実務を進めるべきものと考える。
財政、総務部門
1、不交付団体化に備え、平成18年度の当初予算に相応の財政調整基金を確保しておくこと。
2、財政再建にむけ、ひきつづき取り組むこと。
3、事業別予算編成に合わせ、事務事業評価のあり方を実効性のあるものとすること。さらに、評価システムを施策レベル、政策レベルにまで拡大すること。
4、公益性の高いNPOに対して市は積極的に支援し、活用すること。
5、外部監査を導入すること。
6、指定管理者制度については、管理受託主体を選定するにあたり、公平性と、透明性を確保しつつ、元来のサービス水準の保持を図ること。
7、自治基本条例は市の憲法として、新座市にとって大変重要なものである。これまでの市民参加による審議会の答申を、できるだけそのまま生かす方向で結論をだすこと。
8、全国的に現在注目されている「コミュニティビジネス」の現状、問題点、可能性を検討すること。
9、男女平等社会実現に向けた施策を積極的に推進すること。
環境部門
1、自然災害に対応した街づくりの推進をはかること
2、環境対策は環境税導入の検討に入ること
3、公用車の更新はエコカーを導入すること
4、アイドリングストップの周知徹底を図ること
5、緑地保全のため緑のトラスト基金を創設すること
6、総合防災訓練を市主導でおこなうこと
7、地球温暖化防止地域推進計画の策定に早期に取り組むこと。
福祉医療部門

1、 待機児童解消に向け引き続き保育園と女性が働きやすい環境を整備し、子育て支援策をひきつづき強化すること
2、 乳幼児医療助成の窓口払い撤廃の拡充と所得制限の導入をはかること

3、 急増する児童虐待防止の観点から、各段階(発生予防、早期発見・対応、保護・自立支援)ごとに対応策の強化を図ること
4、 地域福祉計画の推進にあたってのモデル地区の設定とその推進拠点として、新座小学校跡地を生かすこと

教育部門
1、通学区の見直しと選択性の導入を図るとともに、通学路の安全性について総点検を図ること
2、学校施設の有効利用を積極的に図ること
3、授業を始めとして教育現場の情報公開を積極的に図ること
4、全教員が指導力を発揮できる体制を作り、児童生徒の学力向上を図ること。
5、 国際化教育特区「英会話」の実効性を高めるため、独自プログラムの開発、人的資源の有効活用を図ること
6、 政治教育、ディベート教育、メディアリテラシー、環境教育、食育に取り組むこと。
7、 小中学校の余裕教室を積極的に転用し、地域住民に開放するスペースとして有効活用すること
8、 アスベストの除去工事については、安全を確保した上で、休業中に行うこと。また、空気中のアスベスト濃度の点検に努めること。
9、 旧新座小を活用し、中高生も対象とした児童センター機能を併設すること。
都市基盤及び交通部門
1、 都市施設整備にあたっては、PFIの活用を検討すること。
2、 新座駅北口区画整理の事業計画にあたっては、都市計画決定との整合性を図りつつ、新座市の新しい魅力創造のエリアとなるよう取りはからうこと。
3、 シャトルバスの運行に代わるものとして、交通不便地域の解消策を打ち出すこと。