2月16日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第47弾!

「たかやん議員日記」2005.第47弾!  2月16日(水)

栗小
今日の午後は久しぶりに栗原小学校にお邪魔した。英会話の授業を見に行ったのだ。授業の前に校長室で、あの松香洋子さんとお会いした。僕は10数年前に6中でフォニックスを知って感動し、彼女の本を読み、子ども達と一緒に英語を勉強してきた。その本を書いた本人と会えたのだから嬉しかった。
授業は楽しかった。6年1組と6年2組の子ども達が図書室で一緒に英会話に挑戦した。今まで見た授業と一番違う点は、「日本語」がほとんど聞えなかったということ。英会話の先生は勿論、二人の担任の先生も頑張って英語で話していた。そして子ども達も殆ど日本語を話さないで英会話に集中していたことに驚いた。6年生はなかなか音楽に合わせて踊りたがらない・・・・そういう話をたくさん聞いていたが、栗小の6年生は違った。しっかり踊り、しっかり声を出し、そして笑顔がいっぱいだった。
インタビューの時間はゲストの「先生」達に子ども達が英語で質問をするという展開だった。研究授業だからできるのだが、たくさんのネイティブの先生や英語の先生に果敢に挑戦していく子ども達を見るのは楽しかった。出来たら僕にもguestの名札が欲しかった。そうしたら子ども達と話すことが出来たから・・・・。

松香洋子
いつもなら授業を見たらすぐ失礼するのだが、松香洋子先生の講演があるというので最後まで残って講演を聴いた。素晴らしい内容の講演だった。新座市の全教職員に聞いて欲しい内容だった。松香先生の理論には、しっかりとした裏づけがあった。講演の中で僕たちは歌ったり、踊ったり、ゲームもやった。絵本の読み聞かせもあった。僕はいつの間にか子供に戻っていた。そしてあっという間に1時間が過ぎていった。この先生は本物だと思った。テニスの飯田藍と一緒だ。その人と一緒にいると子どものような気持ちに戻ってしまう。そんな素敵な先生だった。
プログラム自体も「どんどん新座の先生達が自分達で工夫して考えていくことが大切なんです!」と彼女は言った。松香のプログラムをただやればいいとは言わなかった。松香フォニックスの考え方をしっかりと理解して、あとは現場で子ども達の状態に合わせてどんどん自分達のプログラムを作っていって欲しい。そう言ったのだ。それはまさに僕達が考えていたことと同じことだった。そして彼女はこうも言ったのだ。「小学校は担任の先生の力が大きいんです。担任の先生の協力なしには英会話は成り立ちません。」その通りだ。小学校だけはなく、中学校だって担任の力は大きい。担任が一緒になって「英会話」に取り組むようなシステムができれば、そういう先生達が増えてくれれば、「英会話」は新座の教育を変えていく原動力になる可能性がある。僕はそんな「光」を今日の授業で感じたのだった。
聴くことから話す力が生まれることは間違いない。栗小の6年生は人の話を聴く力があった。落ち着いて人の話を聴くことのできる力は「国語」や「算数」でも基本なのだ。

新座の「英会話」を応援しよう。それが新座の教育力を高めていくきっかけになると思うから。今度の一般質問では小学校各クラスに1冊、英語の絵本(CD付き)が欲しいと声を大にして言おう。