3月10日 (木)  「たかやん議員日記」2005.第69弾!

「たかやん議員日記」2005.第69弾!  3月10日(木)

東京大空襲
勿論記憶にはないが、その出来事は自分の心の奥にしっかりと残っている。多分、小中学校時代の先生が僕の心に植えつけてくれた記憶なのだろう。一夜で10万人以上が死に、11万以上が負傷した。その時のアメリカ軍の指揮官に後の総理大臣が勲章を贈っているのだから、日本という国はどうかしている。戦争で死ぬのはいつも弱く、罪のない人たちなのだ。その人たちのことを忘れてはいけないのだ。

委員会
1年前の初委員会を思い出す。「視察に行きます。」としか言われてなかった僕は、バスがいつ出発するのかと控え室で待機していた。そして9時半過ぎに委員会室に行くと、そこには執行部も揃っていて・・・・・僕の委員会のイメージは議員だけの数名の委員会だったのだ。まさかマイクがあって、録音していくとは夢にも思わなかった。だから質問と言われても何を質問したらいいかも全く分からない状態だった訳で・・・・。
あれから1年、今日の委員会では随分発言したように思う。資料請求も沢山した。会議の流れもよく分かった。人間は1年で随分成長するのだなあと思った。

値上げ
今日の一番の問題は「農民研修センター」「勤労青少年ホーム」「公民館」「体育館」の値上げの問題だろう。1平方メートル1時間5.3円という杓子定規な値段の設定に市民が納得するわけがない。新しくても古くても、普段の利用率も内容も地理的条件も考えず、ただ面積だけで料金を決めていくというお役所的な考えに僕はついていけない。農民は農民研修センターでは無料。勤労青年は勤労し少年ホームでは無料。だけど社会教育の団体は公民館で有料という筋の通らない話である。その施設の使用目的まで曖昧になってしまってはたまらない。
新座市の財政が苦しいのは分かる。だから値上げでは芸がなさすぎるし、誰でもできそうなことだ。そもそもそれだけ値上げして、今までのように市民の方が利用してくれるかどうか疑問である。怒った市民が全然使用しなかったらどうする積りなのだろう。
片方で52億の東久留米志木線を強行して、片方では市民への増税と値上げでは納得しろと言うほうが無理なのだ。
新座市は確実に危険な方向に進もうとしている。市民の心が離れて行くという方向は危険である。市民あっての新座市なのだ。値上げが強行されたとして、それに伴ったサービスの向上の保障はあるのだろうか・・・・。市民も黙ってはいないだろう。誰がこういう財政状態にしたのか、誰が値上げ案に賛成するか、市民はそれをじっくり見るはずだ。数の論理で押し切れば、その反動は凄いだろう。