3月14日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第73弾! 

「たかやん議員日記」2005.第73弾!  3月14日(月)

文教委員会
1年前とは比べ物にならないほどの質問をした。区域外就学の状況は各学校かなりの数に登ることが分かった。小学校と中学校の電気代の差は年間およそ150万。生徒数や部活だけでは説明ができないと思う。要するに中学校の電気の付けっぱなしが凄いのだ。
いじめ、指導力不足教員、部活のボランティア指導員については、教育委員会が自分の目ではなく、校長の目を信頼しているということがよく分かった。教師が生徒を信頼するように、教委が校長を信頼する。いいことに思えるが、本当にそうだろうか・・・・。担任からいじめられる子ども達がいるというのに、担任にいじめの実態を報告させてもしょうがないと思う。管理職にいじめられている教師達だっているはずだ。それをいったいどうやって見つけようというのだ。弱いものの声が安全に届くにはどうしたらいいのかを考えて欲しい。僕はそう発言した。
教委が忙しいのはわかる。普段の授業や、まして部活などは見に行けないという主張もわからないではない。でも・・・・どうか子ども達の悲鳴はキャッチして欲しい。苦しんでいる先生達の声もキャッチして欲しい。そして普段の子ども達の様子を見る努力をして欲しい。
世の中には色んな校長がいるのだ。授業を丁寧に見て、アドヴァイスをくれる人もいれば、授業など全く見ようとしないで、外で植木の手入れをしている人もいるのだ。授業見ないで勤務評定をされたら教師はたまらない。そういう校長はいったいどうやって勤務評定をするのだろう。そしてその校長を信頼している教委はそれをそのまま信じる・・・・。ため息が出てくる。教委の学校訪問は年2回。それ以外でなんとか時間を作って欲しい。普段の学校の様子を見て欲しい。僕はそう思っている。

英会話
共産党の笠原先生(どうしても昔の呼び方になってしまう。)は小学生に「英会話教育」は必要ない。世界の共通語は母国語と数学である、という論点で英会話を語った。僕は「英会話」はどちらかと言うと体育や、音楽に近いものだと言った。頭や体の柔らかいうちにやっていく必要があると言ったのだ。
現在新座市で英語科の先生がAETと授業をしているのは新座中の2年生だけ。他の学校でももっと英語科の先生もAETと授業ができるプログラムにして欲しいと要求した。新座の英語科の先生達は優秀な人が多いのだ。その能力をこのプログラムに取り入れないのはもったいないと思うのだ。そしてできたら担任の力もかりたいとお願いした。新座市の英会話のプログラム。先生達がその気にならなければ成功する訳がない。先生達が一緒になって英語を楽しまなければ、子ども達が楽しむ訳がない。僕はそう思う。そういう意味では小学校、中学校共に「担任」の先生の“本気”が必要なのだ。


退席
条例の採決の時に僕は4度退席した。教室の廊下に立たされた小学生のように、みじめな気持ちで僕は考えていた。自分の意見を正々堂々と言えないもどかしさ・・・・何だか自分が自分ではないような気がした。値上げの条例は全て可決された。市民の声を僕は届けられなかったのだ。そして自分自身の声も・・・・。早く終わったけれど、精神的に疲れた一日だった。