3月9日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第68弾!

「たかやん議員日記」2005.第68弾! 3月9日(水)

質問
今日も一般会計の質問が続いた。この質問にはちょっとしたルールがある。自分の委員会の管轄の質問はできないのだ。僕は「文教経済委員会」に所属しているから、例えば教育関係のことを質問してはいけないのである。これは後で委員会で詳しく質問できるのだから、その委員会に属している議員は本会議では遠慮してくださいよ、という意味らしい。だけれども一日椅子に座っているのは実に退屈だ。いくらいい話でも受身だけではつまらない。演台の上で質問するとテレビには映るし、みんなに注目されるし、とりあえず緊張はする。そこで午後一番に質問をしてみた。去年のこの議会では何から何まで分からなかったことを考えると、物凄い進歩である。
僕がした質問は土木費の緑化推進事業のことと、総合運動公園のこと。この間総合運動公園に行った時に、余りにも人が少ないのにがっかりしたので、色々と質問してみた。今、小さい子どもを抱えるお母さん達からは「新座には良い公園が無い!」という意見が物凄く多いのだ。我が家も近くに良い公園がないので、朝霞や東京の公園に行くのだが・・・・駐車料金を払っても、東京の公園の方にいくのは、総合運動公園にはそれだけ魅力がないからだ。今は第一期でこれから色々造りますという市長の答弁だったが、今の財政状態を考えると、そんなことは実現するとは思えない訳で・・・・今の公園の状態で、色々工夫していかなくてはいけないのだと思うのだ。いくら運動公園と言っても、ここは「競技場ですから遊具はありません。」と言っているようじゃあ、市民へのサービスは期待できないだろう。色々な値上げをして、台所の苦しい市民から搾り取ろうというのだから、せめて市民の要望には敏感になって欲しいと思うのだ。議員や役人はタックスイーターなのだ。タックスペイヤーのお陰で生活しているのだから、彼らの言葉を無視してはいけないのである。公民館も公園も市民のみなさまに使って頂くのである。そういうサービス精神が市の施設の末端まで行き渡るかどうかで、これからの新座市の未来が決まるだろう。

先送り
今日の質問で一番考えさせられたのが公債のこと。4億3600万を借りると地方交付税が半分になる。それでも4億3600万を借りたほうがいいという市長の考え方には首をかしげるしかなかった。要するに2億1800万の現金と引き換えに、4億3600万の借金をすることになるからだ。こうやって新座市の借金は増えていったのだなあと思った。とにかくもらえるものは勿論もらうが、借りられるものも可能な限り借りてしまう。そうやって単年度単年度を乗り切ってきたのだろうが、それがいつまで続くのだろうか・・・・・。今本気で何かをストップさせないと、来年にも行き詰ると思っている人はけっこういるのではないだろうか・・・・・心配である。