4月20日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第110弾! 

「たかやん議員日記」2005.第110弾!  4月20日(水)

新任
小学校の先生が自殺した。授業参観の前に教室で・・・・痛ましい事件である。僕も新任の時は2年、3年と授業を持たされて、しかも3年の担任。いじめと言ってもいいような待遇だったから、彼の辛さはよく分かる。初めての授業参観は2年6組。なんで3年の担任の僕が、2年生の授業参観で授業をやるの?と思った。その授業には理科の先輩達も身に来て、まるで研究授業のようだったっけ。
それでも僕が潰れなかったのは、多分小さい頃から優等生ではなかったからだろう。失敗続きの人生だったから、うまくいかないことに慣れていたのかも知れない。うまくいかないことが基本だと、失敗することはそれほど恐ろしいことではなくなる。そういう意味では僕は「雑草の種」なのだろう。
今の先生達は忙しすぎると言われている。「指導案」を書くことにたくさん時間をとられているらしい。僕は指導案を書くのが嫌いだった。「指導案を適当に書く方法」ならいくらでも教えられるが、まともな「指導案」を書くことにエネルギーと時間を費やす神経が未だに分からない。「よい授業」をすればそれでいいではないかと思うのだ。指導案で競ってもしょうがないのだ。子ども達は指導案では動かない。同じ指導案でも教師が違えば、全然違う授業になるのだ。そこいらへんが分からないとまだまだだと思う。
先生、先生と呼ばれて自分が先生になった気になっている時期が僕にもあった。仕事が一人前になるのには何をやったって、最低5年はかかるものなのだ。新任の先生たち。そんなに思いつめてはいけません。あなたたちはまだ本当の先生ではありません。うまくできなくて当たり前です。親も子どももそんなに期待はしていません。期待しているのは「一生懸命」やるということです。それならできるでしょ?だから思いつめないことです。授業は一生懸命やっているうちに上手になります。大丈夫です。

愛国無罪
どうもエスカレートしているようだ。その愛国無罪に腹を立て、日本でも中国の人を攻撃するものも現れた。同じレベルである。友達からのメールでは「日本製品」をボイコットすることで自分に利益がまわってくる奴らが煽動しているらしい。そういう情報もあるのだ。心からの反日と自分の利益の為の反日。「愛国無罪」にも色々あるのだろう。仲良くしないと、どっちも損をすると思うのだが・・・・。本気で戦うならスポーツで戦えばいい。

そういえば
今日は忙しかった。奥さんを医者連れて行き、空を抱きながら買い物。空のうんこのおしめを換えて、空をお風呂に入れて、議会事務局に原稿を提出して、仕事をして帰ってきて、夕飯作って、洗い物などをやって・・・うん、そういえば忙しい一日だった。でも幸せな一日だった。