4月3日 (日)  「たかやん議員日記」2005.第93弾! 

「たかやん議員日記」2005.第93弾!  4月3日(日)


朝は7時に起床。外は雨・・・・。「雨だよ。」というと子ども達は「あと30分寝かせてください・・・」という。しょうがないので台所で朝ごはんを作りながら、お風呂を沸かし、本を読みながら湯船につかる。外の景色がたまらない。音の無い、無彩色の景色である。
辛かった3月議会のことは忘れて、目の前の景色と子ども達のことだけを考えている自分がいた。

結局朝ごはんを食べ始めたのが10時過ぎ。それからまたゆっくりして午後から滑り始めた。流石に今日は僕も挑戦。思ったよりも膝の調子がよくて、霧の中子ども達とガンガン滑った。流石に滑っている間は何も考えないで、ひたすら霧の向こうに何があるのかだけに集中していた。ところが霧が全然晴れてこない。10メートル先も見えない状態で、僕達は何度か迷子になりながら4時半頃まで滑りに滑った。

くたくたになりながら、友達の家に戻りお風呂。今度は議会のことを考えてしまった。どうすればこれからの新座市の財政状態が良くなっていくのか・・・どうすれば市民の暮らしがよくなって、みんなが新座市を大好きになっていくのか・・・・。どうすれば新座市の学校のレベルが上がって、信頼される学校になっていくのか・・・・。そして僕は議員として何をすべきなのか・・・・。頭の中の霧はなかなか晴れることは無かった。

本当に居心地のいい空間だった。僕は彼と教育を語るのが好きだ。彼は社会科の先生だった。でも学校をやめてから世界中を自分の目で見ることができるようになったと言っていた。彼も僕と同じで、休みの時はいつも部活。子ども達と一緒にいたから、どこへも行けなかったのだ。僕のテニス仲間はみんな授業にも燃える人だから気が合うのだと思う。みんなテニスは好きだけど、それ以上に子ども達と授業に熱があるのだ。だから今こうして、学校を辞めても、みんなで集まって熱く語れるのだと思う。

布団を片付けて、トイレの掃除をして・・・・夕飯を食べてから僕らは友達の家を出た。帰りの車の中はいきなりの鼾。僕も眠くなると困るので、起きているメンバーで「言葉ゲーム」をしながら帰った。

家に着くともう11時過ぎ。昨日の夜に録画した「天国の階段」を見てたくさん泣いてからパソコンに向かってこれを書いている。明日から学校の先生達は新学期が始まるのだろう。学年会があり、クラスが決まる。子ども達との出会いが明日始まるのである。僕も新しい生徒と明日会う。学校も塾も新しいスタートを切るのだ。