5月10日 (火)  「たかやん議員日記」2005.第130弾! 

「たかやん議員日記」2005.第130弾!  5月10日(火)

大会
久しぶりにテニスの大会に顔を出した。朝霞の青葉台公園で大会は行われていた。昔、関東や全国大会を運営していた時、先輩のN先生はこう言われた。「私たちはこの大会をやらせてもらっているんです。決してやってあげているのではありません。」「だから、選手に対して本部が横柄な態度で接してはいけません。常に、礼儀正しく接して、気持ちよくプレーしてもらいましょう。」「その為にも、選手のプレー、外からのコーチングには注意が必要です。本部に座っている人は最小限でいいのです。」
僕達は有明では最大23面のコートマネージをした。二人だけでこのコート数を担当するのは大変だった。トランシーバーでコートレフリーの先生と相談をしながら、朝から晩まで本部の机につきっきりだったこともあった。関東大会や、全国大会にはプレスの人たちも来る。プロのコーチも来る。大会運営にはいつも緊張感があった。テニスのルールとマナーをよく知っていないとできない仕事だった。
それでも大会本部にはいつも笑顔があった。笑顔があったからコートレフリーに入った先生たちは炎天下のハードコートで選手のプレーを見続けることができたのだ。

レフリーをやっているときは自分の学校の生徒たちを見ることもできない。逆に団体戦の時は大会の委員長であっても、本部の運営には携わらない。そんな十数年だったと思う。
中体連の大会はウィークデーに行われる。授業をしないで大会に参加するということだ。どんな大会運営をするのか、生徒達とどういう会話をするのか、そしてどういう表情で人と接しているのか・・・・見る人は見ているのだということを先生達は気付いたほうがいい。普段笑顔のない先生は笑顔がないし、普段から笑顔の多い先生はやはり笑顔のことが多いものだ。学校では通用する顔が学校を出ると通用しないことは多い。先生達は普段から顔の表情筋を鍛えておく必要があるのだ。笑顔が自然な人は毎日「笑う」表情筋を鍛えている人である。いつも「不機嫌」な顔をしている人はそういう表情筋を毎日鍛えてしまっているから、笑うと不自然になるのである。人相が悪くなる人はそうやって悪くなっていくのである。毎日のことだから早く気がつかないと致命的なことになる。先生達の人相がちょっと心配になった一日だった。