6月13日 (月)  「たかやん議員日記」2004.第165弾! 

「たかやん議員日記」2004.第165弾!  6月13日(月)

全協
今日の議会は9時半からの全員協議会でスタートした。議題は「土地開発公社の経営の健全化に関する計画」である。要するに、新座市土地開発公社は、長期にわたる景気低迷や国の三位一体の改革等による市の収入減を背景として、保有期間の長期化、借り入れ金利や管理費の負荷による簿価の上昇を招き、非常に厳しい経営環境となっている。ということらしい。そこで、現在ある10,389,236000円の用地保有額を平成21年度までの5ヵ年で2,614,152000円まで保有額を引き下げるという計画を立てたということなのだ。その内訳は一般財源が3,962,780000円で起債が6,295,200000円、国庫補助金が273,600000円ということだそうだ。要するに一般財源と新しい借金で土地開発公社から買い戻しをする訳で、土地開発公社の経営は健全になるかも知れないが、新座市の財政はさらに厳しくなるということなのだ。今年度から5億、6億、7億、9億、12億と一般財源から土地を取得しようというのだから・・・・・。僕が3月議会で“土地開発公社”に関して一般質問した時は、「新座市に不要な土地はありません。」と答弁していたが、不要ではなくても無理に保有している土地はあったということだろう。

歴史教科書
一般質問の時は、基本的には質問している議員と執行部以外は発言する機会はない。「異議なし!」と言ったり、野次を言う以外は基本的には話を聞いているだけである。勿論、勉強になることはメモを取ったり、他の議員から資料請求された資料には真剣に目を通す。後は自分の仕事をする時間でもある。例えば意見書を考えたり、自分の一般質問の準備をしたり・・・・討論の為の準備をしたり・・・。僕は歴史教科書を読んで勉強している時間が長かったような気がする。歴史の教科書を最初から最後まで読んだことなど一度もなかったが、読んで見るとなかなか面白かった。

虜囚日記抄3
二十年 十一月×日
今日の作業は、一日中穴掘りできつかった。印度兵のサージャントが一寸も休ませてくれない。昼食時間に要領者の林兵長と一緒に印度兵の幕舎を訪ねた。奴等は、日本には東京しか都市がないと思っている。「家が東京にある」とか「チャンドラボーズは偉い人だ」とか言ったら、コーヒーをご馳走してくれて、煙草を十個ばかりくれた。皆が今日は拾った煙草を吸わなくてよいと喜んでくれた。