6月15日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第167弾!

「たかやん議員日記」2005.第167弾!  6月15日(水)

一般質問
今回は質問が多すぎた!欲張りすぎた!というのが第一の反省である。質問事項が多すぎて、全然時間が足りなった。だけど議員の任期は4年。次もあるという保障はどこにもない。だったら悔いのないように発言だけはしていこう。議会での発言は、記録として残る。自分が生きていた証になる。そう思ったら、少し気が楽になった。

執行部
会議が始まる前、財政部長の席に座ってみた。(財政部長に質問があって、待っていた。)執行部側から見た議場は、いつもの席から見た議場とは全然違って見えた。「ここ、凄く緊張しますね。」と言うと、周りの部長達が「30名の前で答弁するんですから。」「たまには代わりましょうよ。」と冗談。執行部が議員席に座って、議員が執行部の席に座っての議会・・・・・うーん、面白そうだ。お互いに相手の気持ちになって考えられて、いいかも知れない。傍聴席の市民にも参加してもらったら、もっと面白いかも・・・・

傍聴
雨だから、傍聴は少ないだろうなあ・・・そう思っていたのだが、傍聴席に啓介の姿を見つけたときには嬉しかった。彼は僕の選挙を泊り込みで応援してくれた、僕の応援団の一人である。「どうしたの?」「来るって言ったじゃない。」「そうだっけ?」僕の一般質問を聞きに、わざわざ川越から駆けつけてくれたのだ。

応援団からのメール
一般質問で少し落ち込んでいたら、メールが来ていた。嬉しいメールだった。


高邑さん
お疲れ様でした。回をますごとに質問がわかりやすくなっていますね。
今までの議員さんにならうのではなく、高邑さんらしい問いかけ・問題提起を今後も
期待してます。
温圧効果でしょうか? ワイシャツ姿がスリムに見えました。頭の形もしなやかに?
なっているんじゃないですか。

教育問題についての質問は直接陵平さんのことではありませんが、どれもつながって
いる問題点に思えました。(「六中の自転車通学 ヘルメット着用指導について」
「ジャージなど指定用品について」「通学区の自由化について」「適応指導教室につ
いて」「中学の英会話授業について」)

特に「六中の自転車通学 ヘルメット着用指導について」は考えさせられました。
私の子どもが大和田小に行っていた頃も、野火止小の子どもが歩いて帰る途中に交通
事故にあい、亡くなって、校長会で通学時にヘルメットをかぶらせようという動きに
なり、岩附さんと校長のところに行って、「それはおかしい。辞めてほしい。強制し
ないで!」と談判した記憶があります。
そのとき、私の中にあったのは「交通安全」より子どもにこれ以上の苦役?を与えた
くない、白いヘルメットをかぶった子どもたちが歩く姿(ヘルメットイコール軍隊を
連想してしまうのです)を見たくない、歩行者優先の交通環境に変えていくのが本来
じゃないの、というものでした。
今日、高邑さんが問題にされていたのは、強制的な指導についてでした。かぶってこ
ない子どもに対してルールを守らないから、1ヶ月自転車通学を禁止したり、親を呼
びつける指導のこと。ここが陵平さんのとき同じ。カウンセリングマインドと言葉は
使いながら実態がない、「交通安全」とか「命の大切さ」というお札指導(指導とい
う言葉も使いたくないな〜〜)なんですね。
高邑さんはとにかく、子どもが嫌がっている気持ちを代弁していたし、安全と言うな
ら先生がかぶらないのはなぜか?部活に行くときはかぶらなくていいのはなぜか?と
いう矛盾を突いていました。

このヘルメットの問題はじっくり向き合いたいところです。教育長だけでなく、大人
がどうしてなんだろうと考えていきたいし、科学的根拠もほしいですね。
確かいま乳幼児の子育てネットワークでは、ママチャリに乗せる子どものヘルメット
が奨励されていて、新座市内でも見かけます。ツールドフランス並のかっこいいヤツ
です。でも、お母さんはかぶってませんね。ここです。矛盾は。どうしてなのか、
ちゃんと考えていきたいです。
カナダに行ったとき、貸し自転車で公園を走るときは大人も子どももヘルメット着用
が決まりでした。大人とか子どもとかでなく、誰の命も大切にされていること、矛盾
のない実態があれば子どもたちも理解できるはずだと思います。
安全というなら、そこら辺の大人の矛盾を整理していかないと、子どもは納得しませ
ん。
高邑さんが言っていたように強制ではなく、選択する機会を子どもたちにたくさん与
えてほしいです。

高邑さん
これからも子どもの代弁者として発言を続けてください。ストレートパンチも大切だ
けど、ボディブローは結構効果がありますよ!!
私もできるだけ傍聴に行って応援します。
眠ってる議員のチェックもしながら…。
それと、一つ残念だったのは、適応教室のことについて市長の答弁もある予定がな
かったことです。市民として見解を聴きたかったな。高邑さんが愛知の教室を視察さ
れたことを話したのは効果的でした。視察されたことを質問に生かすのは具体的でい
いですね。どんどん現場の声を発信してください。