6月6日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第158弾!

「たかやん議員日記」2005.第158弾!  6月6日(月)

学校崩壊
子ども達を力でコントロールしようとする教師がいたとする。力ずくで子ども達を押さえ込もうとするのだ。多少元気のいい子ども達も、力で押さえ込まれると最初は身動きができなくなる。だけど、その力に愛がないことを知ると・・・・子ども達は荒れ始める。そしてそういう教師が転勤した後、学校はさらに崩壊していく。
子どもを教育するには「愛」が必要だ。当たり前のことだ。だけど、そんな当たり前のことが分かっていない教師が、本当の意味で力のない教師が、学校で威張っていたとしたら・・・・能力のある教師達はその本当の力を発揮することはできない。
学校が崩壊していったところをよく見ると、そういう教師の存在が分かることがある。子ども達は敏感だ。愛されれば、人を愛することを覚えるし、力で支配しようとすれば、同じ事を子ども達の社会でし始める。

いい学校というのは、色々な能力を持った先生達がそれぞれの100%の力を発揮できる学校だと思う。子ども達に同じように接することは、必ずしもいいことではない。子ども達にも個性があるように、先生達にだって個性があるのだ。一緒に汗を流すのが得意な人もいれば、いい話をして子どもの心を惹きつける人もいる。授業のやり方だって、色々あるから子ども達は息抜きができるのだ。みんながみんな同じやり方、同じ接し方をしたら、子ども達は息が詰まってしまう。家庭にお母さんがたくさんいても、お父さんがたくさんいても子ども達はまともに育たないのと同じで、学校にも色々な考え方の人がいていいのだ。要は本気で子ども達のことを愛しているかどうかが問題なのであって、接し方が問題なのではないのだ。

先生、子ども達を愛していますか?自分の子どもと同じように愛していますか?それは無理かも知れませんね。でも自分の子ども達でも同じようにしていると思いますか?自分の学校に自信をもって、自分の子どもを入れられますか?
それができたら、学校崩壊は起きない。僕はそう思っています。学校を建て直すのにヤンキー先生も金八もいらない。僕はそう思っています。先生みんなが子ども達を本気で愛すること。それだけで、学校は立ち直る。僕はそう信じています。新座にはそういう先生達がたくさんいると思います。そういう先生達の愛という力を僕は信じたいです。荒れている子ども達ほど「愛されること」に飢えているのだと思います。