6月7日 (火)  「たかやん議員日記」2005.第159弾!

「たかやん議員日記」2005.第159弾!  6月7日(火)

嬉しいメール
市内の先生からメールが来たので紹介します。

高邑さん、こんばんは。
議員日記を読んでとても励まされる思いがしましたので、メールを送ることにしました。

「先生みんなが子ども達を本気で愛すること。
それだけで、学校は立ち直る。
僕はそう信じています。」

自分の体調のことも、プライベートな生活も忘れるほどに、学校の仕事に、学校の子どもたちのことに、気持ちが集中しているこのごろです。…、とても悩んでいると言った方がいいかもしれません。なかなか先が見えなくて、困っているのですが、それでもなんとかしようと思うのは、私が何かを信じているからだろう、と思うのです。目の前の子どもたちであり、私自身であり、同僚達であり……。

私も若い頃は、ずいぶん無茶苦茶なことをやってきました。それでもその無茶苦茶が子どもたちの心に届いたのは、私が子どもたちのことを本気で愛していたからだろう、と今振り返ります。

荒れている子ども達ほど「愛されること」に飢えているのだと思います。

色々考えた末に、いつも行き着くのが、↑これです。どんなことがあっても、愛し続け、決してあきらめずに……!と今夜また深く強く心に誓いました。

高邑さんの議員日記で、本当に励まされました。ありがとうございます。

*教育委員会からの報告で今市内の中学校がかなり大変な状態であることが分かった。先生達も疲れていると思う。だけどここで元気をだして頑張って欲しいのだ。「教育は愛だ!」それだけは間違いない。先生達は愛を信じるプロであって欲しい。


文教委員会
今日は大変な一日だった。9時に会派の打ち合わせがあり、9時半から委員会。10時半から視察が始まり、僕らは最後に五中へ行った。五中の校舎は本当に綺麗で明るかった。市内6校の中で一番綺麗だと思う。子ども達の表情も明るくて、五中を卒業した僕としては嬉しい限りだった。ちょっと覗いた英会話の授業も子ども達は一生懸命やっていた。発音はともかくとして、授業に対する姿勢はちゃんとしていたのが嬉しかった。図書室で食べた給食は本当に美味しかった。海老と海鮮シュウマイに中華丼に牛乳。僕の中華丼には鶉の卵が8つも入っていた。人工調味料を使っていないこの255円の給食を食べることができて、五中の子ども達は幸せだと思った。

午後の委員会は大いに疑問を感じた委員会だった。いくつかの陳情にたいする話し合いをしたのだが、新座市はいったいどこを向いているのだろうと本気で心配になった。
「新座日本語の会」は今子ども達が「英会話教育特区」でお世話になっているネイティブの先生達にも日本語を教えているボランティア団体である。15年もの間、新座に住む外国の方に日本語を教えてこられたのだ。本来行政がすべきことを黙々とやってこられた方達なのだ。学校から配られたプリントの意味が分からない。学校の授業についていけない。そういう市民の悩みに15年間も対応してきた団体なのだ。しかし、「子ども達がお世話になっている先生達に日本語を教えてくれているこの団体を助成するような考えはないのですか?本来行政がすべき事をやっているのではないですか?」という質問に、教育委員会は「そういう考えはありません。」とハッキリ言うのだ。活動内容を知りながら、そういう答弁しか出来ない教育委員会に僕はがっかりした。

新座の社会教育のレベルは全国でもトップレベルだそうだ。言わば新座の宝である。市民の誇りでもある。これはお金では買えないのだ。その宝、誇りを財政難だからと言って、活動に水を注す感性が僕には分からない。あれだけの団体が陳情に名を連ねているのだ。それを無視して、市民がそれ程望んではいない、何十億もする道路を2本も作ろうというのだから・・・・・どうなっているんだといいたくもなる。

委員会が終わったのが5時半頃。それから半袖短パンに着替えて、僕は新堀へ向った。家に帰ってきたのは11時前。ドイツに行っていた6中テニス部の教え子から嬉しい電話があった。「先生、あたしカメラマンやっているんです。この間高原選手の写真取ったんですよ。ちゃんと雑誌に載ったんですよ。見てくださいね。」彼女の声で僕の疲れは一気に吹き飛んだ。