6月8日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第160弾!

「たかやん議員日記」2005.第160弾!  6月8日(水)

誇り
「歴史教科所」のお陰で、大分歴史の勉強をさせてもらった。日本人としての誇りを持つには、過去にあった事実は事実でしっかりと認めるということが大事だということも分かった。恥ずかしいのは、あったことをなかったことのように言うことだし、悪かったことを認めないことだと思う。どこの国だって間違いはしている。だから日本のしたことも恥ずかしくはないという論理は恥ずかしい。僕の父親達はあの戦争へ行った本人達だ。帝国陸軍の軍人だったのだ。その帝国陸軍がどういうことをやったのか・・・・その父親たちから直接聞いた話は忘れられない。あの戦争が正しかったなどと言ったら、死んだ父さんが生き返って僕を怒鳴りつけるに違いない。「このダラメが!」と。
父さんは英軍の捕虜になった。将校は檻に入れられて、現地の人たちに囲まれたそうだ。虐待をしたと指を指されたら死刑。父さんは現地の人をいじめなかったから、助かったと言っていたが、いじめてなくても指を指されたら死刑という状況だったらしい。それだけ日本軍が現地の人たちにひどいことをしてきたのだ。
僕の叔父さんはある島で空襲を受けて死んだ。偉い奴は自分だけ飛行機に乗って逃げてしまったそうだ。それも帝国陸軍の軍人の姿なのだ。どこの国にもどんな組織にも、ひどい奴らはいるのだ。日本の国が一番だ。そういう教育を受けてきたから、中国や朝鮮やロシアに対して人間とは思えない仕打ちをしてきたのだと思う。アメリカが日本に原爆を落としたのも教育なら、沖縄で日本軍が民間人を殺したのも教育なのだ。だから教科書の問題は重大なのだ。


休会日
今日も議会報告を届けに栗原地区、野寺地区をまわった。どの家も笑顔で迎えてくれて嬉しかった。昔話に花が咲いた。空を見て、みんなが微笑んでくれた。明日から一般質問が始まる。僕が大好きなH議員が今回は質問をしないらしい。いつも一番でするのに・・・・ちょっと心配である。