7月18日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第202弾!

「たかやん議員日記」2005.第202弾!  7月18日(月)

海の日
家族で海に行った記憶が一度だけある。葉山か館山の海だったと思う。父さんは水泳が得意で海ならどこまででも泳げたし、あの冷たい黒部川も褌一つで渡りきったと言っていた。僕は田舎の川で泳ぎを習った。人工の滝の上から突き落とされ、必死になって犬かきをして岸まで泳いだ記憶がある。長男の亮に同じことをやったら、亮は水が恐くなって泳げなくなったしまった。息子だからといって、性格が同じだとは限らないのである。スキーも同じで、生まれて初めてスキーを履いた僕は、明治大学で日本一になった叔父にいきなり山を三つ越えさせられて、転んで、転んで雪まみれになって帰って来たときは夕方。「叔父ちゃん、ここは何?」「朋矢、これはゲレンデだよ。滑ってごらん。」そう言われて滑ったら、きれいにパラレルができた。そのスパルタを見習って、亮も同じように山のてっぺんまで連れて行ったら、「止まれない!」と半ベソをかかれてしまった。
そんな亮が50ccのバイクで富山のお袋のところまで行った。高速に乗らないで下道だけで400キロを走るのはかなり大変だ。僕の教え子でバイクで青森まで行った子達がいるが、亮は彼らの話を覚えていたのかも知れない。親子というのは変なところが似るものだ。僕も小さい頃無謀なこと、危険なことが大好きだった。行きは9時間で行ったらしいが、帰りは何時間かかるのだろう。亮は明日帰ってくる予定である。

哺乳類の赤ちゃん
「哺乳類の赤ちゃんは無条件反射で息を止めて、目を開ける。」そう本に書いてあったので、(ほんまかいな?)と上の娘の雪で実験したことがある。お風呂の中で黙って沈めてみたのだ。確かに雪は目を開けて、息を止め、そして僕に助けを求めて両手を差し出した。それはもう今から25年以上前の話なのだが・・・・亮と空には何故かその実験ができなかった。結果が分かっていたせいなのかどうかは分からない。その時の雪の必死な目を忘れられないからかも知れない。その間数秒。抱き上げると雪はびぇーびぇー泣いた。お風呂の中で確かめても、プールで確かめても同じなのだが、聞こえはプールの方がいいのは何故だろう・・・・。ま、いっか。