7月19日 (火)  「たかやん議員日記」2005.第203弾! 

「たかやん議員日記」2005.第203弾!  7月19日(火)

ゴミの日
今朝は5時過ぎに起きた。新聞をゆっくり読んで、6時からの基礎英語を聴いて暗誦。それからゴミだしだ。僕はゴミ担当大臣なので、毎回ゴミを運ぶのは僕の仕事だ。朝霞市で廃プラの問題が話題になっていたが、どうもゴミの業界は怪しいところがある。
種分けしてもプラスティックは再生していないという話も聞いた。種分けしてもみんな混ぜてしまうとう話も聞いた。不法投棄は当たり前。日本のゴミを中国が船で大量に運んでいって、8割は徹底的に再利用して、それでも残ったどうしようもないゴミは適当に捨ててしまうという話も聞いた。毎日大量に出る僕らのゴミは、最終的にどうなっていくのだろう。

大学の実習で船に乗っていたとき、湾内に入る前に大量のゴミを海に捨てたのを見たことがある。「何てことをするんですか!」と怒ったら、「湾内では捨てられないんだよ。」という返事が返ってきて、ますます頭にきて、喧嘩になったことを覚えている。大学の練習船でさえそういう感覚なのだ。ゴミは海に捨ててしまえ・・・そういう感覚を持った人たちもたくさんいるのではないだろうか・・・・。

いろんなゴミを燃やして大気中に色んなものを撒き散らすのは頭のいい方法ではない。二酸化炭素の問題もそうだが、危険な物質を回収するのが不可能になるからだ。高温で気化した金属の人体への影響はかなり危険らしい。アスベストよりも危険なものを毎日排出している可能性もあるのだ。

空も海も無限ではない。有限だし、かけがえのないものである。それをどんどん汚していく訳だから、どこかで限界がくる。もしかしたら、もう限界がきているのかも知れない。ゴミを出しながら、朝からそんなことを考えていた。