7月23日 (土)  「たかやん議員日記」2005.第207弾! 

「たかやん議員日記」2005.第207弾!  7月23日(土)

30年ぶり
今僕は仙台にいる。東北大学との定期戦の応援に来たのだ。北大庭球部と東北大学庭球部の戦いは今年で75回。僕は大学1年から、3年まで選手として出場させてもらった。1年の時は仙台で負け。2年の時は札幌で勝ち、そして3年の時は仙台で勝った。僕は大学3年の時、突然教師になろうと思った。必修の憲法を取って無くて函館から札幌に通ったり、それ以外の単位もギリギリのところだったから、学生王座やインカレは諦めるしかなかった。それから大学のテニス部とは明らかに距離を持つようになったと思う。ところが去年の夏、札幌に行くと・・・たくさんの先輩達が僕のことを覚えていてくれた。そして来年も仙台に応援にいってやってくれ!そう僕に言ってくれたのだ。「僕は必ず行きます!」そう約束した。そして約束通り、今日30年ぶりに仙台に来た。

大学生
今日の試合には興奮した。東北大の10連覇を阻止しようと、北大は学生とOBが一体となって戦った気がする。一日目はダブルス。明らかに硬くなっている選手にアドヴァイスをいくつかしてみた。顔もよく知らないおっさんのアドヴァイスに今時の大学生がどういう反応をするか、少し心配だった。だけど彼らはまるで中学生のように僕のアドヴァイスを聞いてくれ、そして試合中に何度も僕の応援に頷いてくれたのだった。そして僕がつきっきりで応援したダブルスはぎりぎりのところで勝ったのだった。僕は何度もガッツポーズをし、何度も飛び上がった。そして勝った選手達と抱き合って喜んだのだった。

青春
仙台に来たといっても、朝からご飯も食べないでずっとコートで応援していただけである。だけど全く飽きない時間が流れていくのを感じたのだ。彼らが必死になってボールを追いかけていく姿を見て、僕はいつの間にか彼らと同じ青春を生きていた。「桑野、ゆっくりだ、ゆっくり。ファーストを入れていけ!」「大久保、相手が動いたらストレートだ!」僕の声に北大の二人も東北大の選手達も反応しているのが分かり、面白かった。「よーーーーし!」「でかい!」北大の高田さん、安達さんといった嘗ての野次将軍達も大声を出し、上品に観戦していた東北大のOBの方たちとは実に対照的な応援だったと思う。

勝敗の行方
今日のダブルスは結局2−1。明日のシングルスで3勝すれば北大の10年ぶりの勝利ということになる。勿論勝って欲しいけど、彼らの最高のパフォーマンスを見ることができれば僕は満足である。今夜のホテルは2年先輩の横山さんとツイン。なかなか豪華なホテルである。明日は5時半起き。OBも気合が入っているのだ。