8月3日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第218弾! 

「たかやん議員日記」2005.第218弾!  8月3日(水)

視察
今日は文教委員会の視察。バスに乗って、まず北本市の「埼玉県学校給食会」にお邪魔した。“地産地消”を推進し、県産の農畜産物を学校給食に取りいれようとして、努力している財団法人である。驚いたことに、そこではあの“発芽玄米”まで給食用に開発していた。そしてパンには向かないとされる国産小麦(埼玉県産)からパンを作ってしまったのだから驚きだ。現在の給食は100%埼玉県産のお米、小麦でまかなわれているのだそうだ。

次にお邪魔したのが日東食品。ここでは学校給食用の納豆を作っているということだった。納豆は95%が外国産の大豆を使っているのだが、学校給食の納豆は県産の大豆ということで驚いた。しかも、カラシやつゆには“添加物”が入っていないということだった。埼玉県の子ども達は幸せだと思った。儲けだけではなくて、安全で美味しいという心が入っているから・・・・・。

次に行ったのが笛木醤油。ここでも学校給食用の醤油を作っているということで、色々教えてもらいながら見学していった。醤油は大豆と麦と塩からできるということを初めて理解した。勿論麹を使って発酵するのだが・・・一番絞りの意味も、本醸造の意味も・・・濃い口、薄口、減塩・・・いろいろな醤油があるが、醤油は「旨味」があるのだということを学んだのだった。その旨味は大豆からくることも勉強した。勿論ここの製品も“無添加”である。醤油のラベルに「カラメル」と書いてあったら“にせもの”だということも勉強してきた。

今日の視察は本当に面白かった。小学生が社会科見学に行ったときのような気持ちになったのかも知れないが、埼玉の子ども達が色々な人に支えれられて育っているのだということを感じることができたことが嬉しかった。

行き帰りのバスの中では殆ど本を読んでいた。1冊半読んだのだが、少しバスに酔ってしまった。暑い一日だったが、マイナス25度の気温も体験できたし・・・質問もしまくったし・・・・有意義な一日だったと思う。

懐かしい匂い
笛木醤油の駐車場でアスファルトの上を歩いている?青虫を見つけた。どう見ても自殺行為の方向に進んでいたので、思わず手にとって木陰に戻してあげようとしたのだが・・・・青虫君は角を出して、僕を威嚇した。「なんで怒んねん!お前を助けてあげようとしてるんやないか!」と僕は何故か大阪弁?で青虫君に言った。それでも青虫君は僕の手から逃げようと必死だった。しょうがないので紙の上に青虫君を乗せて、青虫君が食べそうな葉っぱの上に落としてやった。そしてバスに戻って、手の匂いを嗅いで見ると・・・・・懐かしい、少年時代の匂いがした。アゲハチョウの幼虫を飼っていた時と同じ匂いがしたのだ。それはアメリカシロヒトリの幼虫を兄貴に無理やり食べさせられた時の匂いでもあった。