9月4日 (日)  「たかやん議員日記」2005.第250弾! 

「たかやん議員日記」2005.第250弾!  9月4日(日)

アスベスト2
議会の初日に共産党のK議員が議場でショックな質問をしていた。それはアスベストに関する質問だったのだが・・・・市や教育委員会のアスベストに対する姿勢を問うものだった。K議員は手に1枚の葉書を持っていた。その葉書は匿名だったのだが、その内容は「あきれた管理職がいます。教育委員会の○○が東野小学校にはアスベストがぼろぼろ剥がれていると、笑顔で話しています。対策なんて考えてないと豪語していました。本当にあるなら、一大事ではないでしょうか。」というものだった。日付からいって、この葉書に書かれていることはかなり信憑性が高い。そしてこの内容も多分そうなのだろうと僕は思う。内部告発である。市や教育委員会が子ども達のサイドから真剣にアスベスト問題を捉えていたら、夏休み中に調査は終わり、そしてその処置も終わっていたはずだ。と僕も思っている。
全協での僕の質問で分ったことは、今回の調査は昔の設計図を引っ張り出して、塗装などにアスベストが含まれて入るものが記載されている場合、その部分だけを調べるものだった。目視と言っても専門家がするわけではなく、その部分が剥がれているかどうかを市の職員がするだけだ。アスベストが含まれているかどうかを調べるのではなく、アスベストが含まれて入るとされる塗装等が、設計図に記載されていた場合、その部分だけ剥がれているかどうかを調べるという調査だったのだ。だから学校によって調べる箇所はマチマチで、ある学校は外壁だけ、そしてある学校は10箇所近くも調べているのだ。全国でもこういう調査が行われているのだろうか・・・設計図に記載されてなかったら・・業者が記載されていたもの以外の塗装をしていたら、材質のものを使っていたら・・・・子ども達は知らないうちにアスベストの危険にさらされることになる。そして「新座市では夏休み中に調査をし、3校については9月中に適切な処置をする予定です。それ以外については安全を確認しました。」という報告をするのだろうか・・・。
予算がないのは分かる。だけどこれは子ども達の命に係わる問題なのだ、先生達の命に係わる問題なのだ。もっと子ども達サイドから見つめて欲しいのだ。子ども達の命はお金では買えない。いくらお金を出しても、二度と陵平が戻ってこないように・・・・。