10月2日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第275弾!  10月2日(月)

「たかやん議員日記」2006.第275弾!  10月2日(月)

ジム
生まれて初めてジムへ行った。バイクでウォームアップし、沢山の機械でトレーニングをし、それを2回繰り返してから、腹筋と背筋のトレーニング・・・・そしてストレッチ。トレーナーのM先生はもの凄く丁寧に基礎から教えてくれた。

痛めていた左膝の筋力がかなり落ちていること。普段の姿勢が悪かったこと。腹筋運動をするときの呼吸と力の入れ方・・・等を初めて知ったのだった。

(随分間違ったことを子供たちに教えていたんだなあ・・)そう思った。当時としては勉強していた積りだったのだが・・・・勉強不足だったことを痛感した。

1回700円弱とかなりかかるが、自分の体作りと勉強の為にはそれくらいはしょうがない。まだまだ、あと30年はテニスとサッカーは続けたい。元気でいなくっちゃ!だ。

議会報告
やっと9月議会の議会報告の原稿が完成した。色々書き足りないことがあったが、それは来月号で書くことにしよう。定例議会毎から毎月の発行へ・・・そうすれば、駅にも毎月立てる。さて、早く印刷しないと・・・・。

遺書
小学校6年生の女の子がいじめを苦に自殺した。滝川市教育委員会は「集団でぶたれたり、暴力を受けていないので、いじめとは断定できない」と発表・・・・滝川市教育委員会はみんなで気が狂っているのかと思ってしまう。

「いじめ」の定義も分からない人間が市教委にいる国。教師をどうのこうの言う前に、教師を指導する立ち場の人間を、評価する立場の人間を教育しない限り、「教育日本」の復活は難しい。

学校で7通もの遺書を書いて、しかも教室で首を吊ったのに・・・「いじめによる自殺とは断定できない」日本中の色々な場所から聞こえてくる台詞をまた聞くとは・・・。彼女は担任の先生にも相談していたのだ。それでも「暴力行為がなかったから・・」といい訳をする市教委。気が狂っているとしか、言いようが無い。

言葉による暴力。無視される暴力。そういう暴力の怖さを本当に認識していないとしたら、教師失格の前に「人間失格」である。家庭や学校でまともな教育を受けていなかったから、そういう感性が育っていないのか、教師時代に生徒の気持ちを全く理解できなかったか、それは分からない。本も読んでない人たちなのだろう・・・。可哀そうに遺書から彼女の悲鳴が読み取れないのだ。

「教育」が子ども達の方向を向いていない。自分たちの方向ばかり、上の方ばかり見ている・・・・そういう学校で育つ子ども達が可愛そうでしょうがない。不登校が増えたって、学校で死ぬよりはましだと思ってしまう。

勉強で学校が「戦場」になるのはいい。「昨日の自分との戦いなのだ」と教えれば、誰も傷つくことはない。だけど、言葉の暴力という「戦場」だったら・・・子ども達の心はどんどん磨り減ってしまう。それが嫌な子達は玉を打たれる前に打ち返すテクニックを学んでいくだろう。それしか生き残る道がないとすれば・・・・。

学校は楽しくて安心できる場所でなくてはいけない。小学校は担任の先生がその空間を作り出す。いじめを拒否し、いじめの芽を察知し、その芽が育つ前に根っこから絶やさなければいけない。それで初めて子ども達は本当の笑顔になれるのだ。
「人が嫌がることはしない」「ごめんなさいと言ったら、仲直り」「何があっても、次の日は笑顔で挨拶する」家でも学校でも当たり前のことを、当たり前のように教えていないのだろうか・・・。

彼女は命をかけて、いじめを訴えた。全国に彼女と同じように悩んでいる子がいるはずだ。そのことに先生達は気づかなくてはいけない。     たかやん