10月20日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第293弾!  10月20日(金)

「たかやん議員日記」2006.第293弾!  10月20日(金)

5時50分
今日は4時45分起き。新聞を読み、バナナを1本食べて5時半に家を出た。自転車で走って新座駅へ・・・あっという間に着いてしまった。いつも6時からスタートするのだが、今朝は10分前からスタート。どこに立ったらいいのか分からず、暫くうろうろしながら南口一本で配ることに決めた。

先輩
6時半になって、やっと知っている顔が登場した。公明党の川上さんである。「一緒にいいですか?」「勿論」ということで一緒に配っていたのだが、「僕が北口の方へ行きます」と気になる北口のほうへ行ってみた。すると・・・人が殆ど来ないのだ。議会報告を受け取ってもらえる率は高いのだが、はやり人数が全然違うと話にならない訳で・・・友達のマーちゃんが登場したところで、また南口に戻ったのだった。

ステップ
川上さんに「どのくらいいきますか?」と聞くと「300から400くらいですかね」という。僕はどうみても150から200いけばいいくらい・・・。違いは何だろうと思って、観察していると・・・・ステップの踏み方が違うのだ。相手に近づくステップ。相手の歩きに合わせるバックステップ・・・流石先輩は違うと感心したのだった。

俊彰
もうそろそろ引き上げようかとしていた時に、2組の俊彰に会った。可愛い弟と一緒だった。「たかやん!ひさしぶり。元気?」お母さんを亡くして、お父さんが入院して・・俊彰
は大黒柱になって、一家を支えていた。パリッと着たスーツ姿が眩しかった。頑張れよ!俊彰。お母さんが応援しているぞ!

家庭訪問
5日間の駅立ちが終わったので、余った「議会報告」を配って歩いた。今日は野寺、栗原と石神の一部。家庭訪問の記憶をたどりながら、100軒ほど訪ねてみた。

電話
塾へ行く準備をしていると、電話がかかってきた。「二中の陵平さんのことを議会で取り上げている議員さんですよね」と若い女性の声だった。
彼女は北海道や福岡の事件を許せないと言った。私も同じ目に合っていたから・・・。私は死なずに済んだけど、同じことをされたと・・・・・。
彼女はN中で二中ではないけれど、塾の先輩とかが陵平と同級生で、その先輩達は「あいつらを絶対許さない。」「一生恨む」と言っていたという。

僕は彼女と電話で40分くらい話した。小学校、中学校と学校に裏切られてきた少女の悲しい思いを僕はうんうんと聞くことしかできなかった。学校も教育委員会も事件をもみ消そうとしたことで、子ども達の心の中には今でもそういう気持ちが残ってしまっているのだと思った。

「体育祭の季節になると思い出すんだ」「いじめの報道がある度に苦しくなる」「お菓子なんか全員が食べていたよ!」「先生達は職員室で食べたり飲んだりしてたじゃないか。何で休み時間なのに・・・・なんでだ?」「眠れないよ」「2の5じゃないし、話したこともないけど、絶対に許せないんだ」彼らの悲鳴が聴こえてきた。

「こういう人がいるから、苦しくなったら電話してごらんよ」という先輩の一言で彼女は僕に電話をしてくれたそうだ。彼らの力になりたい。今、苦しんでいる子ども達の力になりたい。そう思った。   たかやん